中央気象局によりますと、台風5号(トクスリ)は24日の午前、既に台湾南部の恆春半島の南東およそおよそ900キロメートルの海上に移動し、北北西へ進んでいます。中心付近の最大風速は35メートル、暴風域の半径は250キロメートルに達するということです。
また、台風5号は進路がわずか西寄りに変えたものの、24日夜に海上警報を、25日には陸上警報を発令する可能性が高いとし、27日には、台湾全域が強い風雨にさらされる見込みです。
内政部の林右昌・部長は24日、中央災害対策センターの整備状況を視察し、まず気象局、交通部(日本の国土交通省に類似)、経済部、国防部(防衛省)などの省庁からの報告を聴取した後、関連する指示を出しました。
林右昌・内政部長は記者会見で、台湾にとって、台風の襲来が4年ぶりだと述べ、中央と地方、民間企業、全ての市民が警戒心を高め、事前に準備をしておくべきだと呼びかけました。また、林・内政部長は、各省庁に、防災機器、道具などについて、事前に運転やテストを実施するよう要請しました。
林・内政部長は「これほど長い間、台風が台湾に来ていない。全ての機器や道具が無事に動作することを確保するため、地方や各省庁に水閘門やポンプステーションなどを含む防災に関連する全ての機器や道具について、実際に稼働させ、テストをしてもらう」と話しています。
林・内政部長はまた、お出かけの市民たちに必ず台風の動向に注意を払い、離島の観光客に早めに離島を出る準備をするよう呼びかけました。さらに、入山許可の受付も即日に中止し、台風が遠ざかった後に再開。そして、関連部署に対し、山小屋や山間部観光スポットの人数を即座に把握するよう指示しました。
なお、多くの県市長が就任して間もないことから、緊急時の連絡経路を確保し、すぐに連絡が取れるようにするため、林・内政部長は関連部署に対し、県市との連絡窓口を設置するよう要請しました。
(編集:許芳瑋/王淑卿)