台湾の大手日刊紙「自由時報」が報じたところによりますと、日本の海上保安庁は13日、2019年から2023年7月13日午前8時までの間、外国の海洋調査船が日本周辺海域で無断で調査活動を行った事件について発表しました。その中には、台湾大学海洋研究所船務室が管理・運営する「新海研1号(New Ocean Researcher 1)」が12日、日本周辺海域に侵入し、日本海上保安庁の巡視船に退去を求められたことも掲載さているということです。
これに対し、海洋委員会海巡署(海上保安庁に相当)は13日夜、今回、「新海研1号」の作業は7月6日から18日まで、台湾と日本で重複する排他的経済水域(EEZ)も含む北東海域で実施するもので、海洋委員会による部会横断の会議で審査を通過していた。海巡署は新海研1号の出港後、連絡を保ちつつ、護衛任務を行うため、巡視船「新竹艦」、「吉安艦」および「新北艦」を派遣して、警備任務を遂行し、動向を全て把握しているとしています。
海巡署によりますと、「吉安艦」は12日、日本の公務船が「新海研1号」の近くの海域で発見され、直ちに両船の間に駆け付け、また、その海域は台湾の排他的経済水域(EEZ)だとして、日本側に妨害しないよう呼びかけたということです。
海巡署は、「新海研1号」が13日午前8時過ぎに前述した海域での作業を終えており、18日に、台湾南部の高雄港へ戻る予定である。現行の対応原則に従い、引き続き、「新海研1号」の作業の安全と権利を保護すると示しました。
(編集:許芳瑋/中野理繪/王淑卿)