蔡英文・総統は6日午前、カナダ連邦議会下院保守党のメリッサ・ランツマン(Melissa Lantsman)副党首率いる7名の超党派議員団の表敬訪問を受けました。
蔡・総統は挨拶のなかで、カナダ議会において台湾の国際参加を支持する多くの議案や報告書が可決されていることに感謝の意を表しました。
つづいて蔡・総統は、今年5月のG7広島サミットでは、カナダの首相が共同声明にてその他の国の首相とともに、台湾海峡の平和と安定は国際社会の安定と繁栄にとって重要な要素であると強調したこと、6月にはカナダのフリーゲート艦「モントリオール」がアメリカのミサイル駆逐艦「チャンフーン」とともに台湾海峡を航行し、実際的な行動で自由で開かれたインド太平洋地域を維持する決意を示したこと、そして、新たに発表したインド太平洋戦略において台湾海峡の平和と安定が重要であることを示し、引き続き台湾とのパートナーシップを強化していくことに言及したことについて感謝の意を表しました。
また蔡・総統は、台湾とカナダが既に「投資促進及び保障協定」の締結に着手していることをあげ、両国間の経済・貿易協力を引き続き深化させるため、協定の署名を期待していると述べました。
加えて、カナダが台湾の環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)への参加を支持することを期待しているとし、次のように述べました。
蔡・総統は、台湾とカナダは、経済分野において補完性が高い。カナダはCPTPPの重要なメンバーであるだけでなく、来年の議長国でもある。 台湾は高いレベルで国際的な経済・貿易ルールに依拠しており、多くの国内法や規制の改善などの準備を進めている。カナダが台湾のCPTPPへの参加を支援し、共にさらなる成長と繁栄を築くことを期待したいと述べました。
ランツマン・副党首は、台湾の国際組織への参加とCPTPPへの加盟をさまざまな方法で支持するとともに、「投資促進及び保障協定」の署名が成功することを期待していると述べました。
(編集:岩口敬子/王淑卿)