中華民国台湾の外交部(外務省)の、吳釗燮・部長(外務大臣)がオーストラリアのメディアのインタビューを受けた際、オーストラリア政府に台湾と武官の相互派遣呼びかけました。外交部は、インド太平洋地域における中国の権威主義拡張から、オーストラリア駐台湾弁事処では去年、「戦略事務処長」のポストを新設しました。このポストは、国防部(防衛省)などの関連省庁との安全保障に関する議題の交流を担当しています。
外交部は26日、吳・外交部長は6日に「オーストラリアンThe Australian)」のインタビューを受け、その内容が25日に「中国の脅威に備えるため、台湾は、台湾への武官派遣を、オーストラリアに呼びかけ」というタイトルで掲載され、幅広く注目を呼んでいると明らかにしました。
外交部によりますと、中国の権威主義がインド太平洋地域で拡張し、台湾海峡の平和や地域の安全と安定に対する脅威となっていることから、オーストラリア駐台湾弁事処は去年、「戦略事務処長(Director of Strategic Affairs)」のポストを新設し、台湾の国防部などと緊密に連絡を取り合っています。また、台湾駐オーストラリア代表処も常に、オーストラリアの外務貿易省と地域の安全情勢について意見交換しているということです。
また、外交部は、近年、台湾とオーストラリアの間で経済貿易、エネルギー、芸術文化、教育、原住民族、バイオテクノロジー医療などの領域で互恵‧ウインウインに基づく友好関係を深化させてきた。台湾海峡の平和とインド太平洋地域の安全と安定を維持するため、台湾は既存の基盤の上で、オーストラリアと協力を拡大することを望むと強調しました。
吳・外交部長はインタビューで、武官の派遣は両国間のシステム的かつ制度化された交流を行い、情報共有や情勢の判断に役立つ。この議題は、台湾とオーストラリアの双方が慎重に検討する必要があり、台湾はオーストラリア政府の決定を尊重している。また、オーストラリア駐台湾弁事処が台湾の国家安全保障関係者と交流を開始しており、それはオーストラリアが台湾の視点を重視していることを示している。台湾は、双方が地域の安全保障問題について、引き続き、交流することを歓迎していると伝えました。
(編集:許芳瑋/王淑卿)