アメリカのアントニー・ブリンケン(Antony Blinken)国務長官は18、19両日に中国を訪問しています。ブリンケン国務長官は、2021年にバイデン氏がアメリカの大統領に就任して以来、中国を訪れる最も地位が高いアメリカの高官であり、アメリカの国務長官による中国訪問はおよそ5年ぶりです。中国訪問の前に、国務省の高官は、ブリンケン氏が台湾海峡の平和と安定を維持する重要性を再確認し、また、中国側と、ロシアによるウクライナへの侵攻について話し合う予定であると発表しました。
これに対し、行政院(内閣)の陳建仁・院長(首相)は19日、政府は米中の高レベルな交流に常に注目している。また、台湾とアメリカのコミュニケーションルーツはスムーズだとした上で、今回のブリンケン氏の中国訪問に関連する詳細を把握していると語りました。
陳建仁・行政院長は、「我々は中米の高レベルな交流について常に注目しており、また、台湾とアメリカの間には、良好なコミュニケーションルーツがあるため、常に円滑なコミュニケーションを取っている。今回の中米の高レベルな交流に関しても、私たちは関連する詳細を把握しているが、互いの慣例、信頼と暗黙な了解に基づき、関連する詳細を外部に公表することは控える」と話しています。
一方、先日、日本戦略研究フォーラム(Japan Forum For Strategic Studies, JFSS)が台湾を訪れ、東京でコンピューターを使った台湾海峡危機のシミレーションを行い、アメリカ‧台湾とも招くと発表したことが報じられました。これに対し、陳建仁・行政院長は、政府はすべての民間協力を歓迎している。政府は同じ理念を持つ国々との共同協力を深め、権威主義の拡大を阻止し、地域の安定と平和を確保し、台湾の自由で民主的な価値を最善に保護すると目指しています。
(編集:許芳瑋/王淑卿)