ヨーロッパを訪問中の外交部(=外務省)の吳釗燮・部長(=外相)は、訪問国のチェコのシンクタンク主催のサミットで、ペトル・パヴェル(Petr Pavel)大統領とともに登壇し、演説を行いました。
呉・部長は、パヴェル大統領の演説後に、「一つの戦区、一つの世界、一つのビジョン(One Theater, One World and One Vision)」というテーマで演説を行いました。
外交部の劉永健・報道官は15日、今回の演説は、現在の民主主義陣営と全体主義陣営の二つの状況下において、いかなる民主主義国家も権威主義の対外的拡大と侵略の脅威に直面し、逃れることはできず、同様の民主主義思想を持つ国々の団結が最も効果的な抑止力であることを強調することであると述べました。
劉・報道官は、今回、呉・部長は演説を行うためにプラハを訪れた。ヨーロッパの国交がない国で、その国の大統領とともに演説を行ったのは初めてのことで、外部からも外交上の大きな突破口となったと言い表されていると述べました。
呉・部長は、演説の中で、ロシアのウクライナ侵攻が開始して以来、権威主義が大幅に拡大し、世界秩序が変化し、民主主義、自由、法の支配、人権の価値観が変化していると指摘。そうしたなか、台湾は民主主義陣営とともに共通の価値観を断固として擁護し、そして、ハベル・初代大統領が堅持した価値観と信念を堅持し、東西の民主主義国の協力を通じてあらゆる課題は克服され、最終的には民主主義が最終的な勝利を収めると固く信じていると述べました。
(編集:岩口敬子/王淑卿)