行政院(内閣)は1日早朝、台湾とアメリカの貿易協議の新たな枠組み「21世紀の貿易に関する台米イニシアチブ」の初めての協定が台湾時間1日午後10時にアメリカのワシントンで締結されると発表しました。
行政院の林子倫報道官は1日、閣議後の記者会見において、「これは歴代政権の継続的に努力してきた目標であり、協定の締結後は、台湾とアメリカの貿易は持続可能な発展に向けた完全な体制を確立すると述べました。
林・報道官は、「21世紀の貿易に関する台米イニシアチブ」について、これまで行政院は率先して進捗状況を説明し、民間団体や立法院(国会)とも意見を交換し、国民にも協定締結前に内容を公開するなど、協定の内容に対する人々の理解を深めるよう努力していると説明しました。
林・報道官は、今夜締結される協定は歴史的に深い意義があるだけでなく、新たな始まりでもある。今後、台湾は世界各国との連絡と協力を強化し、自由貿易協定(FTA)締結の目標に向けて引き続き努力していくと述べました。
「21世紀の貿易に関する台米イニシアチブ」の交渉は初期の成果を上げ、貿易の円滑化、規制の改善、サービス国内規制(Services Domestic Regulation)、汚職対策、中小企業など5項目で既に合意しており、台湾華語と英語の両方で協定文書が完成しています。
台湾とアメリカは昨年6月1日に12項目を含む21世紀貿易イニシアチブを発足させ、これまでに2回の交渉が行われました。昨年11月にはアメリカのニューヨークで開催され、今年1月には、アメリカからは通商代表部(USTR)のテリー・マッカーティン(Terry McCartin)代表補佐官率いる代表者らが台湾を訪れました。
行政院経済貿易交渉オフィスによりますと、第一段階の協定には前文と8つの章、そして81の条文が含まれており、1979年以来、台湾とアメリカの間で署名された貿易協定の中で最も完全なものである。これは台湾の経済貿易システムが国際的な高い基準を満たしているという重要なマイルストーンであり、同時にビルディング・ブロック方式で自由貿易協定(FTA)締結を促進するための重要な一歩であるということです。
(編集:岩口敬子/王淑卿)