世界保健機関(WHO)の最高意思決定機関である、第76回世界保健総会(WHA)はジュネーブ時間21日午後、始まりました。台湾が招待されていないものの、会場周辺で様々なイベントを行っています。
海外にいる台湾出身者が組織した、非営利事業団体である、世台聯合基金會は会場周辺で、「SARS(重症急性呼吸器症候群)から新型コロナウイルスまで:科学、医薬、及び人類における解決策」をテーマとして国際フォーラムを開催、台湾の最高学術研究機関である中央研究院の翁啟惠‧院士(フェロー)、伝記《最初にSARSで犠牲したカルロ・ウルバニ(Carlo Urbani)医師》を書いた作者ヴィンチェンツォ・バラゴナ(Vincenzo Varagona)氏、陳建仁‧行政院長を招いて、スピーチを行いました。
陳建仁‧行政院長は、ビデオメッセージの中で、台湾がSARSと新型コロナウイルスの2回の防疫で成功を収めた経験を共有しました。陳‧行政院長は、将来のパンデミックへの制御において、グローバルな団結と協力の重要性を強調するとともに、世界保健機関(WHO)がより専門性を持ち、政治的中立を保つべきだと述べました。
陳建仁‧行政院長は、「感染症に国境はない。。自力でパンデミックを克服する国家がない。新興疾病の発生は、最初発生した時点で早急に制御する必要がある。国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)は、迅速かつ透明で幅広く公表される必要がある。世界保健機関は専門性と政治的中立性を保ち、協調者の役割をより良く果たすべき」と話しています。
陳建‧行政院長は、将来の潜在的なパンデミックに対処する際、WHOが早急に、国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)を公表すべきである。そうしてこそ、初めて最初の感染源から有効な対策を取ることができる。透明性と誠実さがパンデミックに対応する最善策であると強調しています。
また、中央研究院の翁啟惠‧院士(フェロー)は、「ユニバーサルワクチン」をテーマに講演する際、新型コロナウイルスのパンデミックを通じて、ウイルスが持続的に変異し、その速度が非常に速いことがわかった。ウイルスの持続的な変異が発生するところに焦点を当てると、効果的なワクチンを開発しても、ウイルスの変異により保護効果が失われる可能性がある。そのため、ウイルスが変異しない部分を見つけることにより、パンデミックの制御に効果的なユニバーサルワクチンを開発することを望んでいると指摘しました。
(編集:許芳瑋/王淑卿)