蔡英文・総統は18日午前、総統府にてスウェーデンのマーカス・ヴィーヘル(Markus Wiechel)国会議員一行の表敬訪問を受けました。蔡・総統は、台湾とスウェーデン双方の昨年の貿易額は前年比12%増、17億米ドルを超えるなど、様々な分野で大きな進歩を遂げており、今後は気候変動やサプライチェーン・セキュリティなどの分野においても協力の機会を模索し、双方の経済貿易における協力関係を持続していきたいと期待を述べました。加えて、台湾とEUの二者間投資協定(BIA)について、双方の協力がさらに深まり、台湾とヨーロッパの企業が投資に対する自信を持てるよう、締結に向けて、ここに出席した一行からの支持を願っていると述べました。
蔡・総統は、近年、台湾はまさに国際社会において一つのキーワードとなっており、多くの国や国民が台湾問題に関心を持ち、台湾海峡の平和を支持していると語り、スウェーデンの国会において、昨年4月に台湾との関係強化を支持する様々な法案が可決されたこと、そして昨年10月のスウェーデンのウルフ・クリスターソン(Ulf Kristersson)首相が初の所信表明演説において、台湾に対する中国の軍事的脅威に懸念を表明し、台湾海峡の平和と安定への支持を強調したことを挙げ、スウェーデン政府と国会の台湾への支持に感謝を述べました。
蔡・総統は加えて、台湾は国際社会における「善のパワー」であり、防疫対策、災害救助、またサプライチェーン・セキュリティーなどいずれの分野においても、我々は解決する力があり、また信頼に値するパートナーであると述べました。
マーカス氏は挨拶の中で、多くの独裁国家が、強大化し敵対的になっている中、志を同じくする民主的パートナーはより緊密に協力すべきだと述べました。
加えて、マーカス氏は台湾とスウェーデンには、平和、自由、民主主義を信じ、普遍的な人権、正義、法の支配を守るなどの多くの共通の価値観があり、多くの民主主義の国家も台湾を非常に重要なパートナーとみなしている。こうした状況下で、台湾が国際機関から排除されることは容認できず、台湾がWHOなどの国際機関に参加すべきであることを何度も示唆しており、自由世界のパートナーが協力しなければならないことを今後も強調していくと述べました。
(編集:岩口敬子/王淑卿)