頼清徳・副総統は18日午前、総統府でイギリスのリズ・トラス(Liz Truss)前首相の表敬訪問を受けました。頼・副総統は挨拶の中で、トラス氏の台湾訪問を歓迎し、両岸情勢が緊迫しているなか、トラス氏が行動で台湾への支持を表明することは、非常に貴重であると述べました。
また、頼・副総統はトラス氏の台湾の民主主義に対する支持、そして、トラス氏の外相時代から首相時代における、台湾とイギリスの関係を深める一連の安全保障の会談や貿易パートナーシップ強化などを挙げ、双方の協力基盤を確立したことへ感謝を述べました。
加えて、トラス氏がG7に対し繰り返し台湾への支持を呼びかけ、台湾の自己防衛能力確保への支持、そしてインド太平洋地域の平和と安定を維持し、台湾の危機を防ぐために民主陣営の団結と協力を呼びかけたことへも感謝の意を表しました。
頼・副総統は、イギリスは2021年以来、G7やその他の国際的な場で台湾海峡の安定の重要性を繰り返し強調しており、これは台湾の生存と発展、インド太平洋地域の平和と安定に関わるだけでなく、イギリスや世界各国の利益にもかなうものであり、共同で守るべきであるという考えのもとであると指摘しました。
頼・副総統は、17日に行われたシンクタンクでのトラス氏講演について、演説では台湾の存続と発展を支援し、「あなたの未来は私たちの未来だ」と述べたことに感激し感動したと述べ、中国の台頭に対し、台湾における民主主義の機能と経済の強みを発揮し、経済発展と世界の平和と安定を促進し続けると強調しました。
頼・副総統は、民主陣営は団結し、協力することで平和的な目標を達成できる。台湾は民主陣営の一員として、民主的活力を有しており、インド太平洋地域の第一列島線にしっかりと立ち、台湾における民主主義の機能と経済の強みを発揮し、経済発展と世界の平和と安定を促進し続けると述べました。
トラス氏は権威主義体制と自由民主主義との間の対立が増大していることを指摘し、民主主義は自らの生活様式を守るためにもっと協力すべきだと主張。 また、台湾とイギリスはより緊密な経済関係を確立すべきであり、台湾は自己防衛能力を確保する必要があると述べました。
トラス氏はまた、イギリスは最近、環太平洋パートナーシップに関する包括的および先進協定(CPTPP)に加入したことに触れ、インド太平洋地域の自由の価値を守るため、イギリスとより緊密な関係を築いていくためにも、台湾の加入を望んでいると述べました。
(編集:岩口敬子/王淑卿)