最大野党・国民党は17日、新北市長の侯友宜氏に、2024年総統選挙への出馬を正式に要請しました。
出馬要請を受けた侯氏は、簡単なスピーチを行い、まずは皆からの評価へ感謝を述べるとともに、その場にはいなかった鴻海グループの創始者である郭台銘(テリー・ゴウ)氏に謝辞を述べました。
侯氏は、郭台銘氏の経済への多大な貢献と、国のため、国民のために団結し共に立ち向かう精神にとても感服した。共に手を携えて進んでいきたい、中華民国、台湾、この地のため、共に団結して選挙に勝利しようと呼びかけました。
侯氏は、現段階では、我が国を取り巻く内外の情勢は非常に危うく、国内は衝突や対立があり、解決すべき問題が山積しているため、若者たちは未来が見えない。大きな改革を行う必要があるとし、もう一度政権交代を実現する必要があると3度に渡って強調しました。
さらに、中華民国は私たちの国家だ、台湾は私たちのふるさとだ、一致団結し、自らの足で立ち上がってこそ、初めて、自分たちのふるさとを守ることができ、共に未来を創造することができると述べました。
侯氏は、5月20日に外部へ向けて報告をする予定で、「団結して選挙に勝つぞ!」と叫びました。
なお、スピーチの後、出席した党幹部や中央常務委員らと握手を交わしていました。郭台銘氏の支持者である中央常務委員も侯氏と握手を交わし、注目を集めています。
一方、郭台銘氏は午後1時頃、フェイスブックに、侯氏が国民党の公認候補に選ばれたことへの祝福のコメントを発表。侯氏は国民党内で最も強固な世論の基盤を持っており、より大きな責任を負うのは当然で、国民党の中で最良の候補者であると示しました。そして、侯氏の勝利を全力でサポートすることを約束するとし、無能な政府を退陣させると記しました。
2024年の次期総統選挙に向けた国民党の指名は公募制で、党内は侯友宜派と郭台銘派に分かれ、それぞれの支持者がいます。公認候補決定後、候補者がどのように党内を団結していくかが注目されています。
(編集:中野理絵/王淑卿)