5月8日は、台湾の水利建設に多大な貢献をし、不毛の大地を台湾最大の緑地に変えた、日本の石川県金沢市出身の土木技師、八田與一の命日です。頼清徳・副総統は8日、「八田與一技師逝世81週年追思紀念會(八田與一技師逝去から81年墓前祭)」に出席しました。同席した石川県加賀市の宮本陸市長は、あいさつの中で、「台湾と日本は運命共同体で、台湾なくして日本はない」と強調しました。
この話に感動したと表明した、頼清徳・副総統は、「平和は力が必要、力は団結から生まれる。台湾と日本は烏山頭ダムというプラットフォームで家族のような感情を育んできた。これからも地域の平和と安定を共に守っていくと話しました。
8日の墓前祭は、頼清徳・副総統のほか、台南市の黄偉哲・市長、石川県金沢市の村山卓市長と加賀市の宮本陸市長も出席しました。
宮本陸市長は、あいさつの中で、台湾は東アジアの平和と安定において無視できない地位にある。自分が会長を務める「日台共栄首長連盟」は日台の安全保障の強化を趣旨として結成され、金沢市の村山卓市長を含む、日本の地方自治体の長130人余りが参加していると紹介しました。
頼清徳・副総統は、あいさつの中で、「平和になるには力が必要だ。力は団結してこそ強大になる。世代を超えて、国境を越えて協力することができれば、地域も平和になり安定することになる。烏山頭ダムはすでに台湾と日本が交流する重要なプラットフォームになっている。双方はこのプラットフォームですでに家族のような感情を育んだ。これからも共に地域の平和と安定を守っていくと述べました。
頼清徳・副総統は、台湾と日本の感情は、このプラットフォームを通じて深まっている。国民同士の感情の交流だけでなく、経済面での協力関係だけでもない。権威主義の拡張に直面する中、両国は共にあって共に地域の平和と安定を守っていく心だ」と強調しました。
頼・副総統は、烏山頭ダムと嘉南大圳を建設した、八田與一技師、および台湾と日本の技師たちに謝意を表しました。頼・副総統によりますと、烏山頭ダムは農業の灌漑のために建設されましたが、今は国民の生活と工業商業の発展にも貢献しています。新竹サイエンスパークの台湾積体電路製造(TSMC)も烏山頭ダムの水を使っているということです。