蔡英文‧総統は5日午前、南米パラグアイで4月30日に行われた大統領選で当選した、次期大統領のペニャ氏(Santiago Peña)と電話会談を行いました。蔡‧総統は、わが国及び人民を代表してペニャ氏の圧倒的な当選について祝意を表するとともに、継続的に台湾とパラグアイの友好関係をさらに拡大・深化することを期待していると伝えました。
総統府のプレスリリースによりますと、蔡‧総統は会談の中で、今回、パラグアイの大統領選挙では、台湾とパラグアイの外交関係、また、台湾と中国という両岸問題が国際的な注目を集めたことに触れ、ペニャ氏がインタビューを受ける際、常に中華民国台湾を支持する立場を表明しており、両国の友好関係を維持し強化する決意を示したことに感謝の意を伝えたということです。
さらに、蔡‧総統は、台湾とパラグアイは緊密な友好関係を持っており、現在のアブド大統領(Mario Abdo Benitez)は任期中に推進した二国間協力プロジェクトが良好な成果を上げてきた。今後も、双方は緊密な友好関係と既存している良好な基礎に基づいて、さらに、農業技術、公衆衛生‧医療、教育計画、電動車の輸送などの分野での協力強化に期待すると話しました。
また、先日、台湾中部‧台中の電動車メーカーを訪問した際、パラグアイ出身の若い従業員が複数いたことにも触れました。蔡‧総統は、彼らは台湾で大学教育を修了後、台湾の企業で働いている。台湾とパラグアイが教育プログラムを通じて、人材交流とトレーニングを強化することを望んでいると述べました。
一方、ペニャ氏は会談の中で、蔡‧総統からの祝意に感謝するとともに、以前蔡‧総統がパラグアイを訪問した際、当時、財務大臣を務めている自分が、蔡・総統と面会したことがあることや、22年前に台湾を訪問して研修に参加したことがあり、台湾との深い縁があることに言及。また、早急に台湾を訪問し、蔡‧総統と面会することを望んでいるほか、今後も継続的に両国の交流を深め、ともに協力していくことに期待を寄せました。
蔡‧総統はペニャ氏との電話会談はおよそ20分間行われました。同席者には、国家安全会議の顧立雄・秘書長、外交部の吳釗燮・部長、外交部の俞大㵢・常務次長、総統府の張惇涵・副秘書らがいたとのことです。
(編集:許芳瑋/中野理繪/王淑卿)