フランス上院の副議長で台湾に友好的な議員グループの代表を務めるアラン・リシャール議員が24日、台湾に到着し、訪問を行っています。訪問団は蔡英文・総統を表敬訪問するほか、行政院(=内閣)の陳建仁・行政院長(=首相)と会談し、また、台湾北東部・宜蘭と台湾南部・台南における台湾にとって重要な経済文化建設を参観する予定ということです。
リシャール議員一行が28日まで台湾を滞在しています。訪問団のメンバーには、ボルキオ-フォンティンプ(Alexandra Borchio-Fontimp)上院議員、デヴェサ(Brigitte Devesa) 上院議員、台湾に友好的な議員グループのペジョ(Philippe Pejo)秘書などの5人が含まれています。
外交部は23日、フランス国民議会の親台湾派議員グループのエリック・ボトレル(Eric Bothorel)代表らが先週の訪台に続き、リシャール議員が代表団を率い台湾を訪問する。リシャール議員が今回の訪問は2015年、2018年、2021年に続いて4回目となる。フランスの上院議会と国民議会は、連続的に台湾を訪問することは初めてだとして、台湾とフランスの深い友好関係を表していると伝えました。
さらに、ロシアによるウクライナへの侵攻がまだ続いて、中国が台湾への「文攻武嚇(言葉で攻撃し武力で威嚇すること)」を繰り返し、インド太平洋地域における平和安定を破壊しようとしている現在、訪問団の連続的な訪問は、国際社会に対して「台湾とフランスは民主陣営の一員であり、共有する価値を守る」という重要なメッセージを伝えているとしています。
リシャール議員一行は台湾滞在中に、蔡英文・総統を表敬訪問するほか、陳建仁・行政院長、游錫堃・立法院長(=国会議長)、陳菊・監察院長、王美花・経済部長、デジタル発展部の唐鳳(オードリー・タン)・部長(=大臣)などの政府、政党関係者らとの会談のほか、游錫堃・立法院長と吳釗燮・外交部長が主催する夕食会に出席し、台湾海峡やインド太平洋地域の地政学的状況、台湾の民主主義と人権の価値、台湾とフランスの経済・貿易および半導体の分野での協力について意見交換を行う予定。また、台湾の民主的な社会の活力と変遷を深く認識するため、訪問団一行は宜蘭と台南における台湾にとって重要な経済文化建設を参観する予定です。
(編集:許芳瑋/王淑卿)