台湾国際放送の運営母体である、中央放送局が23日、北部・台北市の台北駅のコンコースで新型コロナウイルス感染症対策が緩和された後、初のインドネシア語リスナーの集いをリアル開催しました。台北駅のコンコースは人波でごった返していました。
今週は、インドネシアの「女性の日」とされる「カルティニ・デー」と、イスラム教の断食明け大祭(レバラン)が重なったため、中央放送局は今年、「インドネシアのカルティニが台湾でレバランを祝う」と題してインドネシアの出稼ぎ労働者と結婚などの関係で台湾に移住したインドネシア人を招き、台北駅で盛大なリスナーの集いを開催しました。
「Kartini(カルティニ)」こと、Raden Ajeng Kartiniさんはインドネシアにおける女性解放運動の先駆者です。
中央放送局は今年6月、インドネシアのジャカルタとカリマンタンで現地のリスナーとの対面会をリアル開催します。
23日午後2時、台北駅のコンコースで行われたインドネシア語のリスナーの集いは、インドネシアの国歌斉唱で始まり、続いて登場したのは、ユネスコに無形文化遺産と認定された、伝統舞踊「The dance of thousand hands」でした。来場者は先を争ってスマートフォンで写真を撮っています。
中央放送局の頼秀如・董事長はあいさつの中で、中央放送局は多言語で国内外のリスナーに向けて(台湾の情報を)発信している。5月には20番目の言葉のサービスが始まる。初めてフェイスブックページを通じてマレー語を使って発信すると明かしました。
頼秀如・董事長は、今年6月、インドネシアでリスナーとの対面会を行う。2日にカリマンタンで、4日にはジャカルタでリスナーの集いを盛大に開催する。どうぞインドネシアにいる家族に宣伝してください。Rtiがやってくるぞ」と呼びかけました。
23日のインドネシアのリスナーの集いには、駐台北インドネシア経済貿易代表処の婦女会の会長を兼務する、同代表所の代表夫人、Mrs. Mella Mutia Iqbal女史のほか、文化部(日本の文科省に類似)の王時思・次長(=副大臣)、中華民国外籍人士関懐服務協会の鄧秝語・秘書長、羅美玲・立法委員(=国会議員)、台北市労働局の陳恵琪・副局長、国家人権委員会の主任委員を兼務する、陳菊・監察院長ら政府要人も参加しました。
陳菊・監察院長はあいさつの中で、台湾で就労している外国人出稼ぎ労働者のうち、約35%はインドネシア人だ。多くのインドネシア人女性は台湾の長期介護システムにおける人手不足の問題を解消してくれて台湾の社会に大きく貢献している。まるでインドネシアの女性ヒーロー「Kartini(カルティニ)」のようだと称えました。
陳・監察院長は、「あなた方の努力、強靭性、勇気。私にとってあなた方はみな『Kartini(カルティニ)』だ。台湾、この土地に対する奉仕と貢献に感謝している。ありがとう」と述べました。
23日の会場では、中央放送局は、インドネシアの伝統楽器のパフォーマンスのほか、婚姻関係などで台湾に移住した「新住民」40数人によるファッションショーなども行い、豊富な演目で台湾にいるインドネシア人の郷愁を慰めようとしています。
(編集:王淑卿)