同じ東アジアに位置し、歴史的にも関係が深い中華民国台湾と日本。似ている部分はたくさんありますが、そこは異なる民族、文化の国、全く異なる点もいくつもあります。
台湾のケーブルテレビには、日本語専門チャンネルもあり、様々な日本の番組を見ることができます。こうした日本の番組が好きでよく見ているというインターネットユーザーが、大手掲示板に疑問をぶうけたところ、議論になりました。
このインターネットユーザーは、「自分はよく日本の番組やドラマをみるが、鉄道の駅やバス停まで10分から30分もの時間をかけて歩いていくのが珍しくないようだ。台湾人なら5分でギブアップでしょう」と書きこみました。
すると、「台湾人は怠け者だから、路地の入り口のコンビニに行くにもスクーターに載っていく」、「台湾で30分歩くなんて何の意味があるんだ。スクーターに乗れば10分かからない」と、さすがバイク、スクーター王国というコメントが寄せられた他、「日本の小学生は30分かけて登下校するらしい」、「日本では朝早く起きて歩くと気持ちいよ」と事情通の書き込みもありました。
さらに、台湾と日本の交通マナー、道路事情の違いを指摘する声もありました。「日本人は鉄道や地下鉄の駅まで、スムーズに歩いていけるだろう。台湾人が歩いて行こうとおもったら命がけだ」、「歩道でもスクーターが走っている台湾で誰が歩くもんか」、「台北市は歩ける、他の自治体は...とりあえずやってごらんなさい」、「同じ距離を歩くにしたって、台湾では歩道がなくなって路肩を歩いたり、路駐している車を避けたり、騎樓だったら段差にきをつけないといけない」などなどです。「騎樓」は、台湾では清朝の時代からある、二階以上の建物が張り出した半開放式のアーケードで、歩行者はそこを歩きますが、お店によって高さが違い、確かに段差があるんです。
習慣、環境の違い、交通マナー、道路状況の違いもあるでしょうが、この他、気候の違いもありますよね。日本でも夏は熱い沖縄では、あまり歩かず、車移動が多いとききます。
ちなみに私は、台湾でも歩いたり、自転車にのって移動するのが好きです。確かに台北市は歩道、自転車道も多く最も向いているかもしれません。ただ、地方でも街の中心部、交通量の多い場所以外のひなびた場所は、街歩き、結構楽しめますよ。
やはりゆっくり周遊してこそ感じられる、その土地の良さがあるような気がいたします。次回、台湾にいらした際は、歩いて楽しむ台湾にもチャレンジされてみてください。夏のむし暑さは日本とは比較になりませんので、くれぐれも水分補給はお忘れなく。