主要7カ国(G7)外相会議は18日に閉幕し、その後の共同声明で、台湾海峡の平和と安定は国際社会の安全と繁栄に欠かせない要素であることを再確認し、台湾が世界保健機関(WHO)の年次総会(WHA)や技術会議に有意義に参加することを支持する。国際社会は全てのパートナーの経験から利益を得ることができるべきであると述べました。
これを受け、衛生福利部の薛瑞元・部長は19日午前、立法院 衛生環境委員会の質疑応答の際、G7外相会議の共同声明に感謝の意を表し、世界の先進国が台湾の衛生医療における功績を認めてくれたことを非常にうれしく思うと述べました。
WHAは5月21日にスイスのジュネーブで行われますが、与党・民進党の蘇巧慧・委員から、衛生福利部は今年「特別な努力をしているのかどうか」と質問されたことに対し、薛・部長は、自ら代表団を率いて赴き、台湾が蓄積してきた防疫成果と、コロナ後の回復、特に衛生・医療分野での功績に焦点を当てると話しました。
また、過去に台湾がWHAに参加した際、理念を同じくする国々との交流に重点を置いていたとし、最近ではWHAに参加する民間団体に、理念を同じくしない国々にもなるべく関係を広げ、より多くの支持を得られるように努めるよう要請をしていると語りました。
薛・部長は、「数日前、今回、ジュネーブに赴く予定の民間団体の集まりに参加した。私は彼らに、理念を同じとはしていない国、つまり、比較的中立な立場であると言っている国、例えば、イスラム諸国などとなるべく関係を広げてもらえるよう要請した。
もしチャンスがあれば、彼らとももっと友達になるべきだ。私たちはもっと友達が必要だ」と話しました。
最大野党・国民党の徐志榮・立法委員は質疑応答の中で、4月10日にワシントンD.C.で、台湾とアメリカの実務者会議が開かれ、今年のWHAへの参加をメインに、台湾がいかにして国連システムへの参加を拡大していくかが議論されたことに触れ、昨年のWHAでは13カ国が台湾をオブザーバーとして招待することを提案したが、アメリカがこれだけ関心を持っているのだから、今年は提案者の一つになってくれるのかどうかと質問したことについて、薛・部長は、アメリカ政府も考えてくれているはずだが、衛生福利部はやはり外交部と共に努力していくことになると述べました。
(編集:中野理絵/岩口敬子/王淑卿)