蔡英文・総統はアメリカ西部時間5日午前、カリフォルニア州のロナルド・レーガン大統領図書館でケビン・マッカーシー(Kevin McCarthy)下院議長と会談しました。会談後、図書館に展示されている大統領専用機のエアフォースワンの前でそれぞれ談話を発表しました。
蔡・総統は、マッカーシー下院議長と超党派議員団らの支持に感謝の意を表すとともに、ロナルド・レーガン大統領図書館は、今回の会談を行う最適な場所であると述べ、1982年、当時のレーガン大統領が台湾に示した 「6 つの保証」とアメリカ議会が制定した台湾関係法が、アメリカと台湾の40 年以上にわたる強力で特別なパートナーシップの基礎を築いたと語りました。
加えて、この間、双方は平和を維持し、繁栄を促進し、台湾の民主主義の繁栄をともに立ち会ってきたものの、これまで維持してきた平和と懸命に取り組んできた民主主義が前例のない課題に直面していると指摘。民主主義が脅かされている世界では、自由の光を生かし続けることが喫緊の課題だと指摘、「自由は世代から世代へと受け継がれるものではなく、各世代は自由のために守り、戦い続けなければならない」とレーガン元大統領の言葉を引用しました。
蔡・総統は、孔子の論語に「徳は孤ならず必ず隣あり」という言葉がある。台湾は今の生活方式を守るために努力するとともに、アメリカの台湾に対する支持に非常に感謝している。今の時代ならでは課題に直面するとき、双方の強固な関係の基礎となる原則を胸に刻み、ロナルド・レーガン元大統領から受け継がれた意志と教訓を忘れてはならないと語りました。
マッカーシー下院議長は、現在の台湾とアメリカの関係は自身の人生で最も強固であり、蔡・総統は重要な原動力であると指摘。また、台湾は成功した民主主義、繁栄した経済、そして世界の公衆衛生や科学分野でリーダー的な地位を持ち得ていると語りました。
さらにマッカーシー下院議長は、台湾とアメリカの人々の友好関係は自由な世界にとって極めて重要であり、経済の自由、平和、地域の安定を維持するための鍵でもある。われわれは義務を果たし、双方が共有する共通の価値に対するコミットメントを改めて表明すると述べました。
(編集:岩口敬子/王淑卿)