チェコのマルケタ・ペカロワ・アダモワ(Markéta Pekarová Adamová)下院議長が、代表団を率いて台湾を訪問しています。
27日、第18回台湾チェコ経済協力会議に出席しました。
アダモワ氏は、台湾とチェコは長年に渡り協力関係にあり、双方の協力関係を深化させるため、今回は多くの企業関係者らと共に台湾を訪れたと挨拶しました。
また、台湾はチェコの経済貿易における協力パートナーであるだけではなく、民主的な価値を共有するパートナーでもあると強調しました。
台湾は26日に中米ホンジュラスと断交しました。
メディアからは、チェコ議長らの訪問は、台湾が孤独ではないことの表れなのかという質問がありました。
経済部(=日本の経産省に相当)の王美花・部長(=大臣)は、ホンジュラスとの断交と、今回のチェコ議長の台湾訪問は関係がないとした上で、台湾は民主主義国と実務的な協力関係を強化できることを示しているとしました。
王・部長は「代表団が台湾を訪れたことは、台湾が民主主義連盟に名を連ねていることを示している。台湾の外交においては、我々は多くの友好国と協力することができる。特に経済、貿易、文化などの分野は発達している。そのため、多くの民主主義国家と実質的な協力関係を強化していけると考える。」と述べました。
王・部長は、台湾とチェコは多くの分野で互いに補完し、幅広く協力できる可能性があるとしました。
アメリカと中国の貿易戦争がサプライチェーン移転を加速させる中、台湾系ビジネスパーソンらは積極的にグローバルに展開し、リスクを分散させ、ヨーロッパ市場に近づいているとし、台湾はチェコとのサプライチェーンパートナー関係強化を喜んで受け入れるとしました。
また、チェコの地理的位置、工業の発展状況、人材などの面については、台湾のICTメーカーは以前現地に配置しましたが、グローバルサプライチェーン再構築の流れの中、より多くの配置、需要があると考えられるとしています。
チェコ側は半導体と電気自動車分野を重視しており、台湾は理想的なパートナーだということです。
また、台湾メーカーも電気自動車関連の投資を増やす見込みで、半導体については、双方の協力を深めるため、関連課程、奨学金、およびR&Dなどを設けるということです。
アダモワ氏は科学技術関係者ら30人余りとともに、国家科学・技術委員会を訪問しました。
同会の呉政忠・主任委員は、両国は今後の科学技術協力について広く意見交換を行い、半導体関連分野での科学技術協力と人材育成が焦点となると話したということです。
(編集:風間みなみ/許芳瑋/王淑卿)