中米にある国交国、ホンジュラスのシオマラ・カストロ(Xiomara Castro)大統領が14日、ツイッターで、エドゥアルド・レイナ(Eduardo Reina)外相に中国との国交関係樹立にむけての対応を指示したこと発表したことについて、外交部は16日、ホンジュラスとの外交維持に引き続き努力していくと表明しました。
中国と外交関係を樹立することを決定した理由について、レイナ外相はインタビューを受けた際、経済的な必要性からであり、台湾が財政援助の増額を拒否したためであると述べています。
外交部は16日、カストロ大統領が2022年1月に就任して以来、台湾はホンジュラス政府の施政優先順位に基づいた協力計画について積極的に協議しており、また可能な範囲で建設的な援助を提供する意向を何度も伝えている。
中国の虚偽の約束に注意するよう再三促すなど、台湾側とホンジュラスのコミュニケーション努力は一度も途切れたことがないと述べました。
加えて外交部は、ホンジュラスからの提案に対して常に前向きに対応しており、最大の善意に基づいて、能力の範囲内で援助の意思表示を行っていると説明し、ホンジュラスのレイナ外相の発言は、双方のコミュニケーションの実態を完全に反映していないと指摘しています。
外交部の劉永健・報道官は、双方の関係に警鐘が鳴らされている中でも、引き続き友好関係を維持するために全力を尽くしており、本部だけでなく、在外公館も最大の努力をしている。
ホンジュラスの外交政策の転換を把握したから行動を起こさないということではなく、台湾は中国と金銭的な競争をすることはない。同時にホンジュラス政府には、財政問題に陥っているなか、中国の罠にはまらないようにと注意を喚起していると話しました。
また、一部で、中国がこの問題を利用して蔡英文・総統が中南米の友好国やアメリカを訪問する計画を圧迫しようとしているという意見があることについて、外交部は、国家元首の訪問は主権国家としての我が国の基本的な権利であり、いかなる国も、論断、指導をする権利はないと指摘。関連部署は、予定どおりに積極的に訪問計画を進めており、日程が確定した際には外部に説明を行うと述べました。
(編集:岩口敬子/王淑卿)