中米にある国交国、ホンジュラスのシオマラ・カストロ(Xiomara Castro)大統領がツイッターで、外交部のエドゥアルド・レイナ(Eduardo Reina)外務大臣に中国との公式関係構築の対応を指示したことを明らかにしたことについて、外交部は15日午前、すでに深刻な懸念を表明するとともに、台湾は信頼できるパートナーであり、ホンジュラスは中国の罠にはまらないよう注意すべきであると表明したと述べました。
外交部の劉永健・報道官は、「台湾は誠実で信頼できるパートナーだ。中国がホンジュラスと関係を発展する唯一の目的は、国際社会における台湾の生存空間を圧迫するためだ。ホンジュラスの人々の福祉を増進させるための協力関係を構築したいのではないと再三説明しており、ホンジュラスは中国の落とし穴に落ちて台湾との長年の友好関係に対する誤った政策決定をしないよう慎重に検討して欲しい」と呼びかけました。
外交部は、ホンジュラスは中米にある重要な国交樹立国だ。両国の政府はこれまで両国にとって共に有利な協力計画と交流活動を多数進めてきた。それはホンジュラスの与野党からも高い評価を受けている。外交部は今後もホンジュラス政府と各界との意思疎通を引き続き強化すると共に、理念の近い国々との協力関係を強化していくとしています。
最大野党・国民党の陳以信・立法委員が15日、立法院外交および国防委員会の質疑応答の際、ホンジュラスが断交を検討していることについて国防部と国家安全会議(国安会)は把握していたのかと質問したのに対し、国家安全局の陳進廣・副局長は、関係情報は全て把握しており、担当機関に提供し処理を進めていると話しました。
陳以信・立法委員はさらに、蔡英文・総統が4月にアメリカと中南米を訪問する予定だが、中米3つの国交国のうち、ホンジュラスだけが訪問の予定がない。中国共産党はこの時期に意図的に外交圧力をかけているのではないかと質問。それに対し国防部の邱國正・部長、および陳進廣・副局長も、その可能性は排除できないとし、陳進廣・副局長は、中国共産党は我々の外交に大きな圧力をかけていると述べました。
(編集:中野理絵/岩口敬子/王淑卿)