与党・民進党は3月13日から17日まで総統選に向けた党内予備選挙の登録を受け付けていますが、注目の頼清徳・副総統が15日午前、2024指名戦略グループの潘孟安・招集人らを伴って党本部へと出向き、直接第16代総統指名予備選挙の登録を行いました。頼・副総統は、登録を完了した最初の人物となりました。
頼・副総統は、今年1月18日、民進党のスローガンである「清廉、勤政、愛鄉土(清廉、勤勉、郷土愛)」を磨き上げ、党内を団結させ、今一度、人々の信頼と支持を勝ち得たいと、警戒心や恐怖心を抱きながら民進党の主席を引き受けた。また、南投の皆さんの支持により、民進党は南投の立法委員補欠選挙で勝利し、民進党の蔡培慧・立法委員が南投のために戦う機会を与えてくれ、民進党が再出発し、その使命に挑む力を得たことに感謝したいと思うと述べました。
頼・副総統は総統予備選に登録を行う直前、台湾と友好関係にある中米のホンジュラスが、中国との正式な関係構築を目指すと噂され、友好関係の変化を前に次のように述べました。
頼・副総統は、台湾はインド太平洋の第一列島線という重要な位置にあり、中国による文章や発言による批判や軍事的な脅威、手段を選ばない外交圧力、和解や戦争の両面戦略といった、日に日に増強する脅威に直接対峙している。「台湾は今、生存と発展の鍵となる時だ。引き続き台湾を強化し、民主戦線を堅持し、台湾の安全を確保しなければならない。皆さん、この瞬間、私たちは皆、台湾チームである。一緒に頑張って、台湾を民主主義世界のMVPにしよう」とWBC野球大会のスローガンを引用して話しました。
また、党員と台湾の人々の支持を勝ち取るために、揺るぎない決意で総統予備選挙に参加する決意をした。最前線に立ち、国づくり、産業の高度化、人々の利益に貢献するチームを率いていく。
調和のとれた安定した公正な社会を築き、若者が希望を持ち、青年が夢を実現し、年配者が幸せになり、弱者がケアを受けられるようにしていきたい。
ネットゼロエミッション、コロナ後の経済回復、ロシア・ウクライナ戦争に端を発した地政学変化とサプライチェーンの再構築といった課題にうまく対応することで、未来の台湾はより賢く、より持続可能で、より強靭性のあるものになると語り、「どうか私に国を率いる機会を与えてください」と呼びかけ、台湾の人々を団結させ、経済発展、民主主義、国防の強化、平和を保ち、共に台湾を守り、民主主義を促進し、平和と繁栄の新たな時代の使命を果たしていくと述べました、
なお、頼・副総統は総統予備選挙登録完了後、メディアから「ホンジュラスが台湾との国交を断絶する可能性があり、中国の横やりではないか?」と聞かれましたが、頼・副総統は応じませんでした。
(編集:中野理絵/岩口敬子/王淑卿)