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金門の失踪上等兵が統一戦争の道具となる恐れ、国安局:中国の付け込みを阻止する

  • 15 March, 2023
  • 中野理繪
金門の失踪上等兵が統一戦争の道具となる恐れ、国安局:中国の付け込みを阻止する
金門の兵士失踪案件について、国家安全局の陳進廣・副局長は統一戦争の道具となる可能性は否定できないと話した。(写真:国会チャンネルより)

立法院外交および国防委員会は15日、国防部、国家安全局などの関係者を招き、金門の兵士失踪案件に関するプロジェクト報告を行いました。

国家安全局の陳進廣・副局長は報告の中で、陳という上等兵が中国共産党の下にいることから、統一戦争の道具となる可能性は否定できない。したがって、陳・上等兵が中国共産党の認知作戦の手段にならないよう、陳・上等兵の失踪の動機を下手に推測することは避けるべきだと話しました。

最大野党国民党の江啟臣・立法委員から、「中国共産党は陳・上等兵の発言を公式の言葉で発表するのか」と問われ、陳進廣・副局長は次のように述べました。

陳進廣・副局長は、「中国共産党は二次加工や隙に付け込む可能性は間違いなくある。基本的には、関連部門に監視の情報収集を強化するように要請しており、特にインターネット上において、コンテンツファームの部分を含め、情報収集を強化している」と述べました。

国民党の陳玉珍・立法委員は14日、金門の二膽島から失踪した陳・上等兵は、現在、アモイに収容されていて「よく食べ、よく眠り、とても元気にしている」と話しました。陳・上等兵が中国大陸まで泳いで渡った理由は個人的な要因であり、恋愛感情とは無関係であることが確認されており、陳玉珍・立法委員は失踪した理由を知っているが公表することはできないとしました。

国防部の邱國正・部長は、会議前のインタビューで、国軍は周りからの聞いた噂や疑問に対する答えを全て探していると強調。本人による確認が取れていないため、たとえ完全な答えを集約できたとしても、そのニュースを外に公表することはできないと述べました。

なお、気になる陳・上等兵が島の部隊力を把握しており、防衛対策の変更の必要性があるのかどうかについて、邱・部長は、二膽島の面積はわずか280平方キロメートルで、指揮官が変わるたびに各自の兵力調整を行っていて、現在のところ部隊を入れ替える必要はないと話し、また部隊の入れ替えを望む声もなく、そのような時代はもう過去のものだと語りました。

ただ、この事件は、離島の軍の規律や管理を大きく揺るがしたもので、教訓として見直し、改善することを認めました。

(編集:中野理絵/岩口敬子/王淑卿)

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