昨年11月10日に台湾南部・台南市学甲区で起きた銃撃事件の洪政軍・容疑者と孔祥志・容疑者が先週、中国で逮捕され、2月25日台湾に送還されました。
内政部の林右昌・部長は1日、立法院内政委員会の答弁の際、犯罪を共に撲滅することは、両岸のコンセンサスであり、これまでにも両岸の協力メカニズムは常に双方向であると述べました。
林・部長は、「警政署はこの銃撃事件を追っており、情報を把握した後、すぐに中国公安に情報を提供、中国公安は容疑者を逮捕した後もすぐに連絡を返してくれた。またタイムリーな対応ができたため、今回の協力をなし得た。これは非常にありがたいことであり、感謝している」と話しました。
また、台湾の犯罪者は中国に逃げる案件が比較的多く、双方のコミュニケーションメカニズムは円滑であり、今後もニーズがあれば提起していくつもりであると述べました。
警政署刑事局は、ここ3年、新型コロナの影響を受け、双方の交流の機会は少なかったが、人々の生命や財産、安全などに関わる重大な事件では、共同作戦の仕組みが継続的に運用されてきた。今回、相互の利益および互恵と尊厳の前提の下、両岸の情報交換や犯罪者の送還が行われたと説明。両岸は地理的、そして言語的特性から双方の不穏分子が結託するのを避けるため、今後も麻薬取引、詐欺、銃犯罪などの方面で協力の強化を続けると話しました。
この事件は、昨年11月10日深夜、2件の銃撃事件が発生したもので、孔祥志・容疑者が午前1時頃、学甲区頂山寮のある科学技術会社に58発の銃弾を撃ち込み、さらには中正路にあった謝財旺・元市議会議員の娘の選挙対策本部の扉に30発の銃弾を撃ち込みました。
当時、事件の首謀者のメンバーとされる洪政軍・容疑者と孔祥志・容疑者が国外逃亡。検察が追跡調査後、首謀者のメンバーである楊という名字の男性が逮捕。続いて、共犯として李、郭、蔡、謝という名字の男性5人の身柄を拘束しました。
(編集:中野理絵/王淑卿)