情報筋によりますと、陸軍第542旅団、333旅団合同大隊が、今年の下半期にアメリカで交流を行うとしています。これは初の「大隊」規模の海外交流であり、大きな意義があります。陸軍は、渉外交流は計画通りに行われると回答し、詳細についてはコメントしませんでした。
中国共産党軍機が近年、頻繁に台湾の防空識別エリアを侵害しており、時には台湾海峡の中心線を超え、さらには台湾周辺に演習エリアを設け、ミサイルを発射することもあります。そのような中国からの台湾への軍事行動の可能性を防ぐため、国軍はアメリカからの武器購入や、国産の各種兵器の製造を強化しているだけでなく、友好国との交流を積極的に深め、部隊の訓練強化や体制の充実を図っています。
情報筋によりますと、これまで、海軍陸戦隊や、陸軍の特殊作戦司令部の将兵はアメリカでの交流を行っていますが、全て「小隊」、あるいは多くても「中隊」レベルで、今回は初めて「大隊」レベルの交流となるとのことです。
陸軍司令部は22日、このことについて外国との軍事交流は全て計画に基づいて行われており、その詳細についてはコメントを控えたいとしています。
台湾の特殊な国際情勢から、台湾とアメリカの軍事訓練交流は情報流出による変化が考えられ、アメリカ側が「公式リーク」することが多く、台湾はこれまでそのようなことをしたことがないとしています。
蔡英文・総統は昨年10月にCNNからインタビューを受けた際、アメリカ軍が台湾の軍の訓練に協力していることを明らかにしましたが、国防部の邱國正・部長は直ちに、双方は交流をしたに過ぎないと強調していました。
また、蔡・総統は、昨年12月30日に離島・澎湖に特殊作戦部隊の実践家射撃の視察に赴いた際、軍が製作した解説板の裏側が「台湾とアメリカの訓練協力成果報告」という内容となっており、国防部はこれについてコメントしませんでしたが、国軍の連合軍大隊や、特殊作戦分遣隊、小部隊戦闘などは全てアメリカ軍に由来しており、関係者は、アメリカ軍は退役軍人を台湾に派遣し、国軍との交流や訓練協力を長年に渡って行っていると指摘しました。
(編集:中野理絵/岩口敬子)