中国の新華社通信の報道によりますと、台湾の両岸農水産品交流発展投資協会の黄一成理事長一行と中国の国務院台湾事務弁公室の宋濤・主任が15日、北京で会談を行い、宋・主任は、台湾産農水産品の輸入再開について関連機関と調整し、解決していく姿勢を明らかにしたということです。
会見の場で宋・主任は、双方が平和に、発展的に、交流、協力していくことは、両岸の同胞の共通の願いである。台湾の農水産品に従事する人々が中国市場で事業をさらに発展させていく機会がもたらされることを支持している。
輸入再開は「検疫基準がクリアされるという前提の下、関連機関と調整し、積極的に解決していく」と述べました。
中国は2021年3月より台湾産農水産品から有害生物や禁止薬物が検出されたとして、禁輸措置を突然発表しました。大陸委員会によりますと、これは世界貿易機関(WTO)の関連規定に違反するもので、両岸における正常な貿易システムの秩序を破壊したのは中国であると述べました。
また、大陸委員会は台湾の主要関連機関が幾度にわたりWTOのルート、そしてすでに確立された検疫協定を通じて、中国側に解決に向けた交渉を要求したのにも関わらず、中国側は正式に回答をしていないと強調しました。
加えて輸入再開を統一戦線工作の道具としないでほしい。こうした政治的な操作は両岸における農水産業の発展、そして両岸の友好な相互関係に何のサポートにもならない。両岸の農業交流は 台湾の農業そして農民の利益を守ってこそ双方においても安定な発展となると呼びかけました。
(編集:岩口敬子/王淑卿)