台湾の仏教教団「仏光山」創始者の星雲法師が5日亡くなりました。
13日、お別れの会が開かれました。
蔡英文・総統、陳建仁・行政院長、林右昌・内政部長、陳其邁・高雄市長、最大野党・国民党の朱立倫・主席、呂秀蓮・元副総統、韓国瑜・前高雄市長などが参列しました。
蔡・総統は、星雲法師が仏法の教えを人の世で実践する「人間仏教」を推進したことを表彰しました。
表彰状には、星雲法師が生涯を通じて世界の宗教との協力を促進したことを称えると記されました。
陳・高雄市長は、高雄市栄誉市民証を授与しました。
宗教や慈善活動への長年の献身と「人間仏教」普及に感謝したということです。
朱・国民党主席も、星雲法師の貢献に対し最高栄誉実践一等褒章を授与しました。
仏光山の心保・住職は、参列者に感謝の意を表しました。
心保・氏は、星雲法師はかつて、人間仏教が皆の心の中にあるのなら良いと話したと述べました。
心保・氏は「星雲法師がいなくなることを残念に思う。しかし法師は再び僧侶になることを誓った。彼がすぐに戻ってきて人間仏教を広めると信じている。」と話しました。
お別れの会終了後、午後に星雲法師は荼毘に付され、夕方仏光山に帰山したということです。
仏光山でのお別れの会に参列するため、大勢の人が13日朝6時から訪れました。
中国大陸から招かれた人もいたということです。
台湾の対中国大陸政策を担う、行政院大陸委員会によりますと、12日午後までに台湾訪問を許可された弔問客は120人で、うち中国、香港からの90人近くが入国し式典に参列しました。
中国側によりますと、中共国務院台湾事務弁公室(国台弁)、中共中央統一戦線工作部、中国仏教協会による弔問団は、一部メンバーが現職の身分で入国できなかったため、台湾訪問を取りやめたということです。
大陸委員会によりますと、台湾の政府が仏光山から提出された申請を受理した際、12人の当局者を含む38人がこの弔問団として台湾を訪問すること、弔問団として出入国することを確認していなかったということです。
陳・行政院長は、中国共産党当局者が申請の仕組みに従わなかったため、台湾を訪問することはできなかったと述べました。
そして、政府は、中国、香港、マカオからの信者、星雲法師の親族が参列することを許可したと話しました。
しかし、中国当局者が以前から確立されていた申請方法に従わなかったため参列することができなかったということです。
大陸委員会によって台湾訪問を許可された120人は、香港の親しい人々、信者や宗教関係者だと見られます。
弔問団の38人のうち24人は、台湾訪問許可リストにリストアップされており、中国側は弔問団としての行程を取り消しただけだということです。
(編集:風間みなみ/王淑卿)