蔡英文・総統が27日午前10時、総統府で記者会見を開き、新行政院長(=首相)に陳建仁・前副総統を指名することを発表しました。
蔡・総統はあいさつの中で、まず現職の蘇貞昌・行政院長が4年前、最も困難な時期に重責を背負って行政院長になったことに感謝、その間、3年間は百年来はじめの深刻な感染症と戦っている。困難な時期、蘇貞昌・行政院長はいずれも国家の安定を確保する重要な力となって内閣を率いて全力で当たっている。アフリカ豚コレラ(豚熱)から台湾を守り、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着くようコントロールし、国民の生活用水を確保し、経済の安定成長と国民の生活の安定を維持してきたと、実績を挙げて蘇貞昌・行政院長を評価しました。
蔡・総統によりますと、過去4年、困難な政策の策定に際して蘇貞昌・行政院長は常に自分を支持する最も大きな力の役割を果たしています。同性婚の合法化問題、アメリカ産豚肉の輸入開放、義務兵役の改革など、蘇・院長は台湾が前に向かって進む際の重要な力となっています。最低賃金の引き上げ、減税、福祉の増進など、蘇・院長は常に不可能なことを可能にしています。蘇貞昌・院長に感謝しています。
蘇・院長は昨年11月に行われた統一地方選挙後、数回にわたって辞意を表明しました。蘇・院長はすでに重要な歴史的な使命を果たしました。蘇・院長の決定を尊重します。その後を受け継ぐ新行政院長として陳建仁・前副総統を指名します。陳・前副総統は、蘇・行政院長が築いた基礎の上で、台湾の次の世代の生活、インフラ建設、科学技術の発展が新たな段階にまい進できるよう、台湾をポストコロナ時代の経済回復に導くということです。