総統府が25日に発表したところによりますと、蔡英文・総統は27日午前10時、総統府で記者会見を開き、陳建仁・前副総統が、現職の蘇貞昌・行政院長の後を受け継いで首相に当たる行政院長になることを発表します。陳建仁氏は、林全氏、頼清徳氏、蘇貞昌氏に次いで、蔡英文政権発足後の四人目の行政院長になります。
蘇貞昌・行政院長は旧正月明けの30日に閣僚を率いて総辞職をし、31日に行政事務の引継ぎ式を行うということです。
与党・民進党と政府の幹部職員が25日夜に発表したところによりますと、新旧行政院長のバドンタッチを象徴するため、蘇貞昌・行政院長も陳建仁・前副総統も27日の記者会見に出席します。
一方、新内閣の顔ぶれについて、陳建仁・前副総統が行政院長に指名されたほか、鄭文燦・前桃園市長が、副首相に当たる副行政院長に、内政部の副大臣に当たる陳宗彦・政務次長が行政院のスポークスマンを兼務する政務委員(無任所大臣)に、林右昌・前基隆市長が内政部長に内定していることが伝えられています。
そして、交通部の王国材・部長の留任と、行政院のスポークスマンを兼務する羅秉成・政務委員の法務部長への転任も報じられています。
なお、総統の職権に属する、台湾海峡両岸、外交、国防、国家安全会議などの人事については、蔡・総統がまだ検討中だということです。
(編集:中野理絵/王淑卿)