欧州議会産業およびエネルギー委員会は24日、「欧州半導体法案」を可決しました。その中にはEUが「半導体外交」を行い、台湾、アメリカ、日本、韓国などの戦略的パートナーと協力して、サプライチェーンの安全性を確保することを求める珍しい修正案が盛り込まれました。
この法案および議会の各党が提出した修正案は、賛成67票、反対1票で可決されました。
半導体の世界的な供給不足は、新型コロナ流行時の不足からまだ解消されていません。
例えば、高級車ボルボ(Volvo)のベルギーにあるゲント(Ghent)工場では20日、ウエハー不足により1週間操業を停止すると発表しました。
欧米各国政府は、近年、ウエハーが重要な戦略資源になっているとして、サプライチェーンの自主性を追求する法案を次々と提出しています。
昨年、欧州委員会は「欧州半導体法」の草案を提出、欧州議会で審査されました。
法案の具体的な目的の一つは、世界の半導体市場に占める欧州の割合を現在の10%未満から20%に引き上げることです。
(編集:中野理絵/王淑卿)