リトアニア国家安全保障・国防委員会のローリナス・カシューナス委員長とリトアニア議会の親台グループのドビーレ・シャクリアン副委員長は、国家安全保障と国防問題に関するリトアニア議会の超党派国会議員ら率いて9日から14日まで台湾を訪問しています。
12日には総統府で蔡英文・総統を訪問。会談で蔡・総統は、台湾とリトアニア双方は、ここ数年で大使館に相当する代表処を設立しており、民主的な同盟国として互いに団結し協力する決意を国際社会に示している。国家発展委員会の龔明鑫主任委員は経済貿易、半導体関係者を率いていままさにリトアニアを訪問しており、またリトアニアの交通経済、イノベーションの次長も台湾へ訪問することが予定されいるなど、双方は今後もさまざまな分野において交流を促進し、分野を超えた多くの協力の機会をともにみつけていきたいと述べました。
また、蔡・総統は、台湾とリトアニアは国際的に懸念される多くの問題で連携を強化しており、今回の訪問団とは、偽情報、インターネット安全、国と軍が一体となって国を守る「全民国防」などについて、台湾の関連省庁や専門家と意見交換を行う予定であると述べ、台湾は経験を共有し、民主的な同盟国とのパートナーシップを深めたいと強調しました。
蔡・総統は権威主義の拡大が続く中、台湾は国際的な民主主義の同盟国と経験を共有し、相互のパートナーシップを深め、ともに私たちの生活様式を確保するために協力する能力と意欲を持っていると語りました。
シャクリアン副委員長は、リトアニアの経験から、ウクライナがロシアに侵略された時の心境が痛いほど理解でき、また、台湾は日々、中国からの脅威、圧力、迫害に直面している。
ロシアに対する誤った評価により、ウクライナだけでなくヨーロッパや全世界がその代償を払っており、歴史から教訓を学ばなければならない、中国がやりたいことをやり続けることを許してはならないと強調しました。
カシューナス委員長は挨拶において、台湾人とリトアニア人の体には反共主義のDNAがあり、それゆえに団結していると強調し、リトアニアは EU における台湾の同盟国であり、互いに協力し、自由かつ独立して意思決定を行うことができることを世界に示せると語りました。
蔡・総統はこれに対し、リトアニア政府と議会が国際舞台で台湾のために何度も声を上げ、台湾の国際参加を支持し、民主同盟が互いに支え合い、団結して困難に立ち向かう精神を示してくれたことに感謝の意を述べました。また、台湾が地域の繁栄と平和の安定のために懸命に努力し続けると述べ、台湾とリトアニアが引き続きパートナーシップを深め、ともに世界の民主主義の強靭性を強化していくことを期待していると述べました。
(編集:岩口敬子/王淑卿)