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ドイツ政府高官らが台湾訪問

  • 09 January, 2023
  • 風間 南
ドイツ政府高官らが台湾訪問
ドイツ連邦議会国防委員会のツィマーマン委員長、自由民主党(FDP)のボゲル副幹事長率いる代表団が9日に台湾に到着した。12日まで滞在し、蔡英文・総統を表敬訪問し、政府高官らと会談する予定だ。(写真:外交部提供)

ドイツ連邦議会国防委員会のマリー=アグネス・シュトラック=ツィマーマン(Marie-Agnes Strack-Zimmermann)委員長、自由民主党(FDP)のヨハネス・ボゲル(Johannes Vogel)副幹事長率いる代表団が9日に台湾に到着しました。

12日まで滞在し、蔡英文・総統を表敬訪問し、政府高官らと会談する予定です。

外交部によりますと、今年最初のドイツからの訪問団で、この4ヶ月で3度目のドイツ連邦議会公式訪問だということです。

去年10月初旬、ドイツ連邦議会親台派議員グループのクラウス=ペーター・ウィルシュ((Klaus-Peter Willsch)代表に率いられ超党派議員5名が台湾を訪問。10月下旬にはドイツ連邦議会人権委員会の超党派議員6名が台湾を訪れました。目に見える形で台湾支持を示しています。

ドイツ連邦議会FDPは、2021年9月の総選挙で得票数11.5%、92議席を獲得。社会民主党(SPD)、緑の党と共に3党連立政権を樹立しました。

FDPは選挙期間中、初めて台湾政策を政見に盛り込みました。

ヨーロッパのパートナーやアメリカ、日本、インド、オーストラリアなど他の民主国家と協力し、中国の台湾に対する武力行為を阻止すると主張しました。

また、外交ルートを通じて台湾、中国に関する問題に対処するための戦略的枠組みを確保するとしました。

そして連立政権交渉中、FDPは積極的に台湾寄りの政策文言を盛り込むよう主張したということです。

外交部は、ドイツがインド太平洋問題について積極的に関わり、台湾海峡の平和を維持するために尽力していることを嬉しく思うと表明しました。

そして、ドイツなど理念の近いパートナーと協力し、共同で台湾海峡の安全、および地域の平和と安定、繁栄を促進することを期待するとしました。

外交部の歐江安・報道官は「我々は、台湾とドイツの交流、協力を深めること、民主主義陣営が団結し強靭性を強化し、共同で豊かで安定した未来に向けて共に歩んでいくことを期待する。」と述べました。

ドイツの3党連立政権は2021年11月に連立協定を発表しています。

その中で、台湾が国際組織に参加すること、ならびに台湾海峡の現状変更は平和的手段と海峡両岸の合意の下でのみ行われるべきであることを支持するとしています。

ドイツ連邦議会の文書で台湾について、国際組織への参加と台湾海峡の平和と安定を維持することの重要性について、明文化されたのは初めてです。

なお先日、ドイツ政府が起草した中国戦略機密文書で、ドイツ中国関係の中心に人権をすえ、中国の台湾に対する武力による威嚇行為を批判し、連立政権における台湾政策の立場を再確認したと、メディアが伝えています。

(編集:風間みなみ/王淑卿)

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