パラグアイのカルロス・マリア・ロペス・ロペス(Carlos María López López)下院議長が、代表団を率いて8日から12日まで台湾を訪問しています。
ロペス下院議長は台湾初訪問です。
ロペス下院議長は真正急進自由党に所属しています。
真正急進自由党党首のエフライン・アレグレ(Efrain Alegre)氏は、4月の大統領選に出馬。
選挙で勝利すれば台湾との国交を断絶して中国と国交を結ぶと表明しました。
蔡英文・総統は9日、ロペス下院議長の表敬訪問を受けました。
代表団の初めての台湾訪問を歓迎し、今回の訪問が台湾、パラグアイ双方の関係において大きな一歩となることを確信していると述べました。
蔡・総統は、過去6年、台湾とパラグアイがさまざまな分野において交流を深めてきたと指摘。
2016年の総統就任後初めて訪れたのがパラグアイだったこと、2018年にパラグアイのマリオ・アブド・ベニテス(Mario Abdo Benítez)大統領が就任後初めて訪れたのが台湾だったことに触れ、これは両国間の深い友情を示していると述べました。
また、台湾・パラグアイ工業科技大学ではパラグアイの工学・科学技術人材育成のゆりかごとなっており、二国間貿易額もコロナ禍にも関わらず過去最高を記録するなど、両国の協力関係においても成果が出ていると話しました。
そして、双方の利益のため、今後も各分野での継続的な協力を期待すると述べました。
蔡・総統はまた、去年、多くの議員が台湾の国際組織参加を支持する書簡を提出したことなど、パラグアイの長年の台湾支持に感謝の意を表しました。
「改めて強調する。権威主義が拡大する中、我々民主主義陣営の盟友は協力を強化しなければならない。そうすることによってのみ、我々の生活を守ることができる。ここにいらっしゃる皆さんは台湾の良き友人だ。我々は今後も台湾とパラグアイが協力し、国際社会に多く貢献することを期待している。」と述べました。
ロペス下院議長は、台湾はパラグアイの友人だと述べました。
両国の友好関係は65年続いており、地理的に遠く離れているとはいえ、友情と感情によって結ばれているとしました。
また、台湾の各分野における援助、代表団を暖かく迎えてくれたことなどに感謝しました。
代表団への対応はパラグアイ国民に対する友情を表していると感じたということです。
今回台湾を訪問している議員は、異なる政党に所属していますが、民主主義は相互尊重で、有権者の決定を尊重することだとし、国民を尊重することを基本とし、台湾とパラグアイが協力し続け、国民が平和で安定した環境で繁栄すると信じていると述べました。
(編集:風間みなみ/王淑卿)