国防部は2日、昨日1月1日朝6時から2日朝6時までの24時間に、中国の偵察機が延べ8機、艦艇が延べ4隻、台湾海峡周辺で活動していると明らかにしました。
国軍は、任務機、艦艇、ミサイルシステムなどで監視、対応を続けています。
国防部が1日に発表した「中共人民解放軍の台湾海峡周辺空域侵入図」によりますと、中国の偵察機は台湾北部 桃園、新竹沖の空域で台湾海峡の中間線を越えました。
また別の機体が淡水河口沖で台湾海峡の中間線を越え、桃園、新竹沖24マイルの防空識別圏に接近したとみられます。
空軍が設定している飛行禁止区域を越えたため、警告音が鳴ったということです。
空軍司令部によりますと、中国の偵察機は台湾の24マイル空域に入っていないということです。
北部のミサイル基地は警戒態勢に入っており、空軍は迎撃のための戦闘機を配備したということです。
中華民国空軍の前副司令 張延廷氏は2日、中国は台湾に対し、経済交流は維持しながら、軍事面では軍事行動を強めると共に、量的なものから質的なものに変化するだろうと分析しました。
張氏は、2023年、中国の偵察機は台湾海峡の中間線を越えることから、台湾の領海上空に飛来することに変化すると予測しています。
張氏は「やわらかいものはさらにやわらかく。経済の交流は続けられる。台湾と中国の貿易、商業活動は続けられる。一方で硬いもの、軍事だ、これはさらに硬くなるだろう。やわらかいものはよりやわらかく、硬いものはさらに硬くなるのは明白だ。軍事的には容赦することなく台湾に接近するのみだ。去年はよく中間線を超えていた。2023年は防空識別圏、領海上空に達する可能性があると判断する。今年はブレークスルーとなる。量的変化が一定数となれば質的に変化するだろう。」と述べました。
(編集:風間みなみ/王淑卿)