世界最大手の半導体受託生産企業、台湾の台湾積体電路製造(TSMC)が29日、南部・台南市にある台南サイエンスパークの第18番目のシリコン・ウェハ工場で3ナノメートルの量産と工場の拡張セレモニーを開催しました。
台湾積体電路製造(TSMC)の劉徳音(マーク・リュウ)董事長によりますと、第18番目のシリコン・ウェハ工場は、5ナノメートルと3ナノメートルの製品を生産する重要な拠点だ。投資総額は台湾元1.86兆元(約8兆日本円)に達し、ハイテク産業での雇用機会を1万1300個創出するということです。
台湾積体電路製造(TSMC)のアメリカにおける新工場の建設により、「脱台湾化」の問題が懸念されています。工場拡張セレモニーであいさつした、経済部の王美花・部長は、この問題についても触れ、台湾には「脱台湾化」の問題はない。長年台湾の半導体産業に力を入れているTSMCは、サプライチェーンにしても文化にしても代替できないものがある。現在の国際情勢からすると、顧客のさらなる安定化を図るには、TSMCは海外に行かなければならない。台湾も革新を続け、サプライチェーンをより完全なものにしなければならないと述べました。