グアテマラ共和国 特命全権大使として着任したオスカー・アドルフォ・パディラ・ラム(Oscar Adolfo Padilla Lam)氏は19日、蔡英文・総統に信任状を奉呈しました。
蔡・総統は、2017年に代表団を率いてグアテマラを訪れた際、両国間の協力の成果を感じとり、大変感銘を受けたと挨拶しました。
そして、過去数年にわたり、双方の交流は深まっており、新型コロナウイルスの流行にも阻まれることはなかったと述べました。
蔡・総統は「この数年、台湾とグアテマラはさまざまな分野において交流を深めてきた。新型コロナが流行する中でも両国間の貿易は着実に発展し、協力関係も歩みを止めることはなかった。今年1月、グアテマラは台湾に商務参事処を設置し、7月には台湾のメーカーらがグアテマラを訪問するなど、双方の経済貿易における交流は続いている。」と述べました。
また、パディラ大使は、1992年に当時のホルヘ・セラノ・エリアス(Jorge Serrano Elías)大統領が台湾を訪れた際も同行しており、台湾がアジア、アフリカ、ラテンアメリカなどの人材を育成するために設けた特別講座「遠朋国建班課程」にも参加していた、台湾の古き良き友人だと話しました。
そして、パディラ大使は今後も台湾とグアテマラがパートナー関係を深め、より多くの協力機会を模索するのを助けてくれるだろうと述べました。
蔡・総統はまた、グアテマラの台湾支持に感謝しました。今年8月、中国による軍事演習が行われる中、マリオ・ブカロ(Mario Bucaro)外相が台湾を訪問し台湾支持を表明してくれたこと、9月にアレハンドロ・ジャマティ(Alejandro Giammattei Falla)大統領が国連総会で台湾のために声を上げてくれたことなどに感謝しました。
パディラ大使は、グアテマラが国際的な場で台湾との友好とコミットメントを繰り返し表明してきたと強調しました。
その上で、ジャマティ大統領が国連総会で、台湾の主権に対する脅しを停止することや、権威主義体制の世界的拡大に対する反対を呼びかけたと述べ、中華民国に対する揺るぎない支持を強調しました。
また、グアテマラは来年3月に台湾友好国サミットを主催し友好国間の交流を促進すると述べ、中華民国台湾のコミットメントと支持を改めて表明すると述べました。このサミットで、蔡英文・総統とジャマティ大統領が共同議長を務めるということです。
パディラ大使は最後に、地域の平和と安定を損なう行為や、台湾海峡での軍事演習などに直面している蔡英文・総統と台湾の国民に対し、国家の強靭性と民主的価値を守る代表例だと賞賛しました。
(編集:風間みなみ/王淑卿)