中国が最近、予告なしに台湾の大量の産品の輸入を禁止していますが、台湾の有名な伝統菓子の店「佳德鳳梨酥」が中国から原材料や配合割合の記入を求められていると一部のメディアが報じています。
これについて、衛生福利部の薛瑞元・部長は14日午前、立法院衛生環境委員会前に受けたインタビューの際、お菓子業者は自己登録制であり、国外の業者はオンラインで申請できるが、台湾は書面での登録が求められている。オンライン申請では原材料や配合比率は非必須項目だが、書面には非必須項目の記載はないと話しました。
薛瑞元・部長は、「外国の場合、オンラインで記入できる。しかし、成分の欄には非必須項目と書かれている。ただ、台湾に対しては、紙での提出を求めていて、その紙にはこれは必須ではないという注意書きはない。そのため必須項目となってしまう」と説明しました。
食品薬物管理署は14日、中国への輸出販売の際の自己登録及び登録推奨産品の種類、そして各種産品の企業登録申請書のリストを発表しました。中国が指定する産品は中国の要求を遵守しなければならないと強調し、「原料/成分の割合」、「生産・加工の工程」、「工場と作業場の見取り図」などの資料を提供することとしています。
なお、全ての中国へ輸出する登録申請書類は2022年3月18日に食品薬物管理処の「食品輸銷衛生安全整合管理平台(食品流通衛生安全総合管理プラットフォーム)」の中国輸出専用エリアで資料が公開され透明化が図られていると説明しています。
食品薬物管理署は、中国が今年3月9日に一方的に、台湾は「書面」での登録資料が必要であると通知をしてきた後、ビスケットや菓子、パンなど業者が自分で登録を行うカテゴリーの産品は全て「原料/成分の割合」、「産品の主な製造/加工工程の説明(加熱・冷却時間、温度など)」を提出することが求められています。
また、18種類の登録推奨産品については、水産品、乳製品、焙煎前のコーヒー豆、はちみつ産品を除き、具や餡が入っている麺製品を含む14種類は全て「原料/成分の割合」の記入が必要となっています。
食品薬物管理署は、推奨か自己登録かに関わらず、産品の種類別及び文書フォーマットは中国の規制に沿って記入する必要があり、業者が自身で選ぶことではないと説明。重ねて、食品薬物管理署は、ずっとカウンセリング対策を続けてきており、これまでに3,232件の業者の提出をサポートした。中国への輸出を希望する業者は中国輸出専用エリアの最新の、そして正確な資料に注意し、誤った情報に耳を傾けないようにして欲しいと呼びかけています。
(編集:中野理絵/王淑卿)