11月に発行されるフランスの雑誌「Politique Internationale」秋季号が、外交部(外務省)の呉釗燮・部長(大臣)への単独インタビューの内容を掲載しました。呉釗燮・部長は、インタビューの中で、中国が台湾を侵犯する可能性について台湾は国家の主権、自由、民主主義を守り、政府も国土の安全を守るため、万全な準備をすると述べました。
外交部が24日に発表したニュースリリースによりますと、呉・外交部長は8月31日、フランスの雑誌「Politique Internationale」の単独インタビューを受け、台湾が自らを防衛する決意と中国が全世界で勢力を拡張する野望を説明すると共に、民主陣営のパートナーに対しても、現状を一方的に変えようとする中国の企てを阻止しようと呼びかけました。
インタビューの内容は、「Veillée d'armes à Taïwan」というタイトルで掲載されます。
呉・外交部長は、香港の情勢の変化は台湾にとって教訓になる。過去、自由の象徴だった香港は、近年、北京当局の圧迫を受け、とりわけ2020年6月、「中華人民共和國香港特別行政區維護國家安全法」実施後、香港の言論の自由が全面的に制限された。多くの人は、台湾は次の目標ではと推測していると指摘しました。
呉・外交部長によりますと、今年2月、ロシアがウクライナに侵攻し、8月、中国は、アメリカのナンシー・ペロシ下院議長の台湾訪問を口実に大規模な軍事演習を行ったことから、中国による台湾侵攻の可能性が高まると懸念される声も上がっているということです。
呉・外交部長は、日本、イギリス、オーストラリアなどの国々が相次いで台湾への揺るぎない支持を示しており、北大西洋条約機構(NATO)、G7(主要七ヶ国)サミット、フランス政府もいずれも台湾海峡の平和と安定に対して懸念を示したことを例に挙げ、国際社会の関心と具体的な協力関係の構築によって台湾海峡の現状を変えようとする、中国の企てを阻止することができ、台湾海峡の平和、自由で開かれたインド太平洋地域の安全と安定を保つことができると信じていると述べました。