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TSMC張忠謀氏、3ナノプロセスがアメリカに登場することを確認

  • 21 November, 2022
  • 中野理繪
TSMC張忠謀氏、3ナノプロセスがアメリカに登場することを確認
TSMCの張忠謀(モリス・チャン)氏が最先端である3ナノメートルプロセスをアメリカ・アリゾナ工場の第二段階として導入していく計画であると語った。(写真:CNA)

アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が19日閉幕。中華民国・台湾からは、半導体受託生産大手、台湾積体電路製造(TSMC)の創業者、張忠謀(モリス・チャン)氏が特使として出席しましたが、会議期間中、チップに関する話題に最も注目が集まりました。

張忠謀(モリス・チャン)氏は21日午前、総統府で帰国記者会見を行い、国際社会が注視している半導体の「脱台湾化」について、チップは非常に重要な製品だ。各国がそれに気づいたのは最近である。そのため、チップ生産が上手くいっている台湾に嫉妬や羨望を抱く人が非常に多い。また多くの人が国防や、お金を稼ぐためなど様々な理由で自国でもっと多くのチップを作って欲しいと思っていると述べ、今回のAPEC会議では多くの国が自分たちの国でチップを作れないかと打診してきたことを明かしました。

張忠謀(モリス・チャン)氏は、どこの国かは明かしたくないとしつつ、TSMCが生産をそんなに多くの地域に分散させることは不可能だと強調しました。

また、張忠謀(モリス・チャン)氏は、TSMCのアメリカ・アリゾナ工場は5ナノメートルプロセスで、TSMCの最先端である3ナノメートルプロセスの一つ前の世代ではあるが、すでにアメリカで最も進んだプロセスだと語り、さらに、第2段階として3ナノメートルプロセスを導入していくと話しました。

張忠謀(モリス・チャン)氏は、「3ナノについては、TSMCは今、ある計画をしている。しかしまだ完全に確定したわけではない、もしくは、ほぼ確定したというべきか。アリゾナの同じ敷地のフェーズ2となっている。5ナノメートルがフェーズ1、3ナノメートルがフェーズ2だ」と説明しました。

TSMCのアリゾナ工場は12月6日に設備設置の記念式典を行う予定で、張忠謀(モリス・チャン)氏は張淑芬・夫人と共に出席する予定であることを明かしました。

当日はTSMCのアライアンスパートナーをメインゲストに、地元の州知事や、上院議員ら多くの政治家を招待し、アメリカ商務長官もワシントンDCからアリゾナ州へ飛んでくる予定です。

TSMCはバイデン大統領も招待しているとのことですが、出席するかどうかは不明とのことです。

(編集:中野理絵/王淑卿)

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