ギリスの国際貿易省のグレッグ・ハンズ(Greg Hands)閣外大臣が台湾を訪問し、経済部の陳正祺(ちん・せいき)次長と共に第25回 台英経済貿易対話会議の議長を務め、9日午前、蔡英文・総統を表敬訪問しました。
蔡・総統は挨拶の際、今年の台湾とイギリスの経済貿易対話会議は、新型コロナのパンデミック後、初めて対面に戻って行われた。台湾とイギリス双方が各分野において重要な経済貿易の議題について、交流と協力が促進されると信じていると語りました。
また、近年、台湾とイギリスは、科学技術、エネルギー、経済、スマートシティなどの分野で協力関係の深化を続けている。新型コロナの問題に直面し、台湾は各民主主義の盟友たちと共に、さらに強靭な世界のサプライチェーンを作り出していくことを期待しているとしました。
蔡・総統は、「台湾は最先端の半導体製造において強みを持っている。我々は半導体サプライチェーンを世界で最もよい配置に再編成することを支援していきたい。台湾とイギリスなど民主主義の盟友たちと、前向きな技術協力や相互投資、財政支援などの方法によってさらに強靭な世界のサプライチェーンを構築することを期待している」と語りました。
また台湾は、イギリスが台湾とイギリスの貿易パートナー関係の強化を提出したことを非常に重要視していて、双方の貿易と相互投資のさらなる発展に期待をしているとし、台湾とイギリスが共に努力し、二国間の投資・貿易協定の締結を促進することを期待するとともに、イギリスが順調にCPTPPに加盟し、台湾の加盟を支持することで、さらに多くの経済貿易協力を推進し、双方の繁栄と発展を生み出していくことを期待しているとしました。
蔡・総統は、この機会に、イギリス政府が長きにわたって台湾の国際的な参与と台湾海峡の平和と安定を支持し続けてくれていることに感謝をすると述べ、新首相にリシ・スナク(Rishi Sunak)氏が就任したことにお祝いを述べるとともに、新政権の支持のもと、台湾とイギリスの関係が上昇し続け、さらに多くの協力成果が表れることを期待していると語りました。
ハンズ氏は挨拶の際、台湾の防疫対策の成果を認めるとともに、台湾が国境開放をしたことで今回の貿易対話が対面で行うことができたと感謝を述べました。
また、台湾とイギリスの経済・貿易関係は既にさらに緊密なものとなっていて、両国の貿易額は昨年だけで前年比25%増となった。両国ともに民主主義国家であり、多くの共通点があると言え、また多くの似たような課題に直面していると語りました。
現在、ちょうど第27回 国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP27)が行われているところで、ハンズ氏は、台湾は気候変動に対応するための努力をしていること、ゼロエミッション計画を提出していることを喜ばしく思う。イギリスも同様に石化燃料の使用を減らし、エネルギーの強靭性を増していきたいとしました。
また、イギリスの洋上風力発電量は、ヨーロッパでもっとも高く、台湾の洋上風力発電の発展を非常に支持していると語りました。
この他、ハンズ氏は、台湾の「2030バイリンガル国家」の目標について教育部との話し合いを希望しており、数週間のうちに次のステージに進めることを期待しているとしました。
(編集:中野理絵/王淑卿)