国立故宮博物院の収蔵品三点が破損し、物議を醸しています。馬英九政権時代にも、陶磁器の破損や玉器と石器の亀裂など、収蔵品三点が破損したと伝えられています。しかし、当時は公開されておらず、内部で処理、修復しただけでした。国立故宮博物院の収蔵品の破損問題がクローズアップされています。
無所属の国会議員である、黄国書・立法委員は8日、関連資料を調べたところ、国立故宮博物院の陶磁器の修復記録は359点に達し、最も早いものは、1973年にさかのぼることができる。書画を入れると、過去10年の修復記録は一万点以上に上っていると指摘、故宮博物院は破損の原因についてさらに理解を深めることがあるかどうかについて高い関心を示しました。
これについて、国立故宮博物院の呉密察・院長は、修復室の修復記録から359点の所蔵品の修復を確認したと認めると共に、修復の状況を深刻と軽微に分けることができる。破片まで破損したのは少なくとも250点ある。この250点の破損時間は1973年までさかのぼることができる。現在、一点ずつ点検している。二か月後にもその原因を一般公開できるはずだと説明しました。
黄国書・立法委員はまた、国立故宮博物院の所蔵品の破損問題が明らかになった後、ネット上では、故宮の管理が悪ければ、中国に返したらという言論が炎上していることについても言及しました。黄国書・立法委員は、内閣に当たる行政院の蘇貞昌・院長に対して、国立故宮博物院の所蔵品の所有権は中華民国にあるか、それとも中華人民共和国にあるかについて質問しました。
蘇・行政院長は、「これらの所蔵品は全人類に属するが、現在中華民国の支配区域にある。我が国にはそれをよく保存し、全人類にこのような素晴らしい遺産があることを知ってもらう責任があるが、いわゆる『帰還』の問題はない。我々は全人類は平和を愛し、文物を重視する人であってほしい。台湾はこの方面においてはほかの国々より優れているはずだ」と述べました。