蔡英文・総統は7日、「国立台湾海洋大学 藻場と海洋生態館」新築工事の起工式に出席しました。
挨拶で、この施設の工事が始まることは、非常に有意義なことであり、建設プロジェクトのスタートというだけではなく、新しい協力モデルを示すものであると述べました。
台湾中油第3液化天然ガス(LNG)輸入ターミナル(略称:三接)と大潭発電所の電力消費によって、藻場の保全が注目されるようになったことを指摘しました。そして、桃園市の藻場と海洋生態の保護に学術的、専門的に協力してくれている海洋大学に感謝すると述べました。
また、今後、専門的かつ最新の情報で環境と建設のバランスを取りることで、国営事業や政府の大型プロジェクトにおける学術機関との協力が進み、人間の生活と自然環境がwin-winの関係となることを期待するとしました。
そして去年末の住民投票により、政府は藻場をよりよく保全するための調整案を提案することができたと述べました。同時にエネルギーの安定性、産業発展および産業発展、炭素削減、大気汚染削減を考慮し、台湾の民主的発展において非常に重要な1ページとなったとしました。
その後も、社会全体で台湾中油と行政がどのように協力するかの観察を続けており、学会の専門的な支援の下、LNGターミナル、防波堤、護岸に関する工事中も、将来のターミナル運営後も、地域の生態を保護することができるとしました。また経済部に対し、これらの工事のEIA(環境アセスメント)のコミットメントを果たすことに加え、10億台湾元(約45億9600万円)の藻場生態保護基金を有効活用し、地域の藻場の生態や生息地が回復するよう台湾中油を監督するよう求めました。
蔡・総統は「今後工程が施設の運営に移ったとき、プロジェクトの進捗状況や効率性だけではなく、生態保全にも目を向け、生物多様性の域内保全をより効果的にするため、良好で持続可能な管理を行う。」と話しました。
そして将来、海洋国土の賢明な利用は、台湾の持続可能な発展において避けることができない問題であるとしました。このことから、より多くの学術機関と共に海洋研究を行い、海洋国土の永続的に発展させるとしました。また、この施設が海洋人材育成の拠点となり、台湾の持続可能性を前提として地元観光産業が発展し、台湾、そして台湾の海洋がより良くなることを期待していると述べました。
(編集:風間みなみ)