日本の防衛省のシンクタンクである、防衛研究所に相当する台湾の「国防安全研究院」が先ごろ、「2022台北安全対話」フォーラムを行い、ロシア・ウクライナ戦争と中国共産党第20回全国代表大会などの内外の要素の影響の下、中国の対外的、および台湾に対するやり方などについて討論を行いました。
蔡英文・総統は3日、総統府で「2022台北安全対話」に出席する貴賓の表敬訪問を受けた際、今年ロシアによるウクライナ侵攻により、国際社会でウクライナに対する支持が強まると共に、台湾の安全保障と平和に対する関心も高まっていると述べ、とりわけ今年8月、アメリカのペロシ下院議長が台湾を訪問した後、中国が台湾の周辺海域と空域で軍事演習を行ったことは、国際社会の注目の的となっていると指摘しました。
蔡・総統は、権威主義の脅威を直面する中、台湾は今後も民主主義と自由の防衛線を固く守っていくとしています。
蔡・総統は、「台湾は地域の平和を維持し、自由と民主主義の防衛線を守る善良な力だ。我々は挑発せず、暴走もしない。権威主義の拡張に直面しても、民主陣営のパートナーとの連携を強化し、共通の理念と価値を守っていく」と述べました。
アメリカの国防次官補代理だったハイノ・クリンク(Heino Klinck)氏は、あいさつの中で、中国共産党第20回全国代表大会終了後、中国共産党の侵略行為がさらにエスカレートする可能性が高くなる。中共は世界秩序を変えることで、自らの権威主義体制と国家利益を維持しようとしていると指摘、中国がもたらす競争が衝突を引き起こすことを避けるため、民主主義同盟は中国を阻止すべきだと呼びかけました。