2022年度の僑務委員会議が2日、台北市の圓山大飯店(グランドホテル)で行われ、蔡英文・総統が招待を受け挨拶をしました。挨拶の中で、蔡・総統は、この2年あまり、全国民が団結し防疫対策を行ったことで、最も困難な時期は過ぎ去り、政府は10月に国境を開放した。今後は、華僑たちも、簡単に便利に台湾に帰ってくることができるようになる。そして、今年はちょうど中華民国僑務委員会設立90周年である。世界各地の僑務委員が台湾に戻りこの場に出席していることを歓迎するとともに、重要な時を共に祝、国境開放後の新たなステージを共に迎えたいと語りました。
蔡・総統は、今年の会議のテーマは『超越90,創新實踐(90年を超え、イノベーションの実践)』。すべての華僑たちと意見交換を行い、共に僑務政策のさらなる充実、更なる精進、そして華僑たちに有意義なサービスを提供したい。それと同時に、世界各地で長きにわたり土地を耕し、積極的に各分野の社会に参与して来たすべての華僑の仲間たちに感謝する。Taiwan can helpの精神を表すだけでなく、華僑社会の重要な求心力を形成し、国際社会でさらに台湾の知名度や影響力を高めることになったと語りました。
蔡・総統は、華僑たちの海外での影響力は、台湾の国力の延長線上にある。皆さんがこれまで蓄積してきた豊富な人脈や資源を活用して、更なる大きな影響力を発揮し、共に国家の発展を促進していくことを期待していると述べました。
蔡・総統は、「今、国際的なパートナーがどんどん増えている。皆、台湾が自由と民主を護る決意を見ており、台湾のために国際社会で声を上げてくれる国家もどんどん増えている。そして、行動によって台湾の国際参与を支持してくれている。華僑の皆さんには、これからも海外で台湾のためにさらに多くの支持を獲得し、台湾の国際的な参与のためのスペースをもっと広げていって欲しい」と話しました。
また蔡・総統は僑務委員に、「6大核心戦略産業」の継続的な推進や、「経済の強靭性」の強化といった、政府の現在の重要な施政方針を説明。台湾が世界のサプライチェーンにおいて、無敵でいられるように、台湾産業の鍵となる強みと、海外の台湾企業の情報、人脈、資源を統合して、世界の台湾企業の産業高度化を支援し、共に台湾の国際市場をさらに切り開いていくための協力をすると述べました。
戦略と安全面については、台湾は鍵となる重要な位置であり、権威主義の拡張に直面し、台湾は同じ理念の国際的なパートナーとの各方面での協力の強化をさらに必要とし、共に、民主主義と自由を守り、世界秩序の安定と平和を維持し続けると語りました。
蔡・総統は、双十国慶節の演説でも話したが、我々はより良い台湾を世界に与え、経済産業、社会の安全網、民主・自由主義体制、国防戦力といった「4つの強靭性」を積極的に打ち出し、台湾が直面している課題への能力の強化をし、台湾が世界に貢献する意志と能力があることを世界に示すと述べました。
(編集:中野理絵/王淑卿)