台湾の半導体最大手TSMCの1ナノメートル工場が台湾北部・桃園市の龍潭科學園區(龍潭サイエンスパーク)に設置されると噂されています。
しかしTSMCはこの事について明らかにしておらず、工場の設置場所は多くの要素を考慮して選択するとだけ強調。今後も台湾の先進製造過程への投資を続け、いかなる可能性も排除しないとしています。
経済部の王美花・部長は2日、立法院経済委員会に参加し、経済部予算審査のインタビューの際、具体的な投資行為はメーカー自ら説明を行う必要がある、しかし台湾の半導体は40数年発展をしてきており、既に世界で最も完成されたサプライチェーンとなっている。1000を超えるメーカーが集まり、その重要性は誰もが知っている。そしてTSMCはすでに先進製造過程は台湾に残すと話しており、この件は世界的に重要な問題であると語りました。
王美花・部長は「TSMCは先進製造過程の部分は、引き続き台湾に投資すると話している。これは台湾にとって非常に重要な事だ。したがって、彼らの継続的な投資は台湾を認めているだけでなく世界の製造業のサプライチェーンにおいて非常に重要な世界的な意義を持っている」と語りました。
また王・部長は、もしTSMCが投資するのであれば、政府は当然、関係準備を行う。例えば、経済部が水や電気の供給計画を担当し、国家科学および技術委員会がパークの計画を担当するなどだと話しました。
TSMCがアメリカに工場を設置することについて、12月に最初の設備の設置の式典が行われ、バイデン大統領が出席する可能性があるとのうわさについて、王・部長は、これは、いち企業の式典であり、主催者が決めることである「あまり批評しないで」と回答しました。そして、彼女自身は、必要な公務がたくさんあるため出席しないと話しました。
また、王・部長は、台湾の半導体のサプライチェーンは、アメリカのIC設計、設備メーカー、日本の材料メーカー、ヨーロッパの設備メーカーと、グローバルな協力パートナー関係を形成していて、この状況の中、TSMCのアメリカへの投資は、グローバルな展開と、相互協力につながると、政府は楽観視しているとしました。
(編集:中野理絵)