台北市立動物園は2日午前、中国のジャイアントパンダ保護研究センターの吳虹林氏と魏明氏、2人の専門家が1日夜、台湾に到着し、そのまま台北市立動物園のジャイアントパンダ館へ「團團(トゥアントゥアン)」と「團團」一家に会いに来たことを明かしました。
2人の専門家は、この後、園の医療ケアチームとジャイアントパンダの医療や日常の管理経験について交流やアドバイスを送ります。2人は11月7日に台湾を離れる予定です。
中国からの2人の専門家が動物園に到着したとき、動物たちは既に眠っている時間であったため、動物たちを起こさないように、2人の専門家は、1日夜はまず監視カメラを通して大方の状況を確認した後、宿泊先に帰って休んだとのことです。
2日午前、再び園で「團團」と「團團」一家の生活についての説明を受けました。
園によりますと、ジャイアントパンダ「團團」は2回のMRI検査を受け、その結果、脳の病変部分が明らかに拡大しているのが見られ、病状の進行が速いとし、各界は関心を示しています。
中国のジャイアントパンダ保護研究センターも例外ではありません。
「團團」が病気となってから、台北市立動物園はネットを通じて中国のジャイアントパンダ保護研究センターと連絡を取り続け、病気に関する原因、症状、薬などについてコミュニケーションをとり、海外の動物のてんかんの対応に携わったことがある専門家との意見交換を行っています。
「團團」の病状が思わしくないことから、中国のジャイアントパンダ保護研究センターは2度にわたり、専門家を台湾に派遣したいと表明していて、関心を寄せていることと、経験の交流、そしてジャイアントパンダの医療とケア経験を共に研究分析したいとしていました。
台北市の柯文哲・市長は、報告を受けた後、野生動物健康ケアおよび医療チームのコンサルタントの見解を確認しただけでなく、再度「團團」の治療の進捗状況について質問し、10月21日に、中国のスタッフによる「團團」の視察派遣の緊急申請に同意。27日に行政院農業委員会に中国の専門家の来台への同意を求める書簡が送られ、農業委員会もすぐに28日に同意し、中央感染状況指揮センターに稟議と、台北市への報告を要請しました。
台北市動物園は、大陸委員会、行政院農業委員会、行政院農業委員会林務局、内政部移民処などの機関が積極的に協力をしてくれたことで2人の中国のジャイアントパンダの専門家がスムーズに台湾に来ることができたと、政府機関の各省庁に感謝の意を示しました。
(編集:中野理絵)