陸軍航空特殊戦指揮部がまもなく、初となる台湾北部への軍隊の迅速な増援を行い、戦時のシナリオシュミレーションとして斬首作戦に対抗する任務を強化するとの報道がありました。斬首作戦とは、相手国のトップら指導部を暗殺または捕らえることで、指揮系統を麻痺させるものです。
これを受け、国防部の邱国正・部長は31日、テロ対策、斬首作戦対抗訓練は国軍の定例訓練の項目にもともと含まれており、意図的に強化するわけではないと説明しました。
邱・部長は「作戦部隊と陸軍航空特殊戦指揮部は一体となり、年間を通して多くの訓練を行っている。皆さんには、特別な意味があると思わないでほしい。定例訓練はいずれも必要なものだと考え、説明しようと考えた。誤解しないでほしい。」と話しました。
また、最近台湾海峡の情勢について取りざたされていることについて、学者や専門家の意見を尊重するものの、論評、弁解、説明は避けるとしました。その一方で、自身も長年軍に携わっているが、「今回は本当に深刻な状況だ」と話しました。
またメディアが、国防部がNATO(北大西洋条約機構)などのバックグランドを持つ国際的な友人らを密かに台湾に招き、ロシア・ウクライナ戦争やインド太平洋情勢などについて意見交換したと報道しました。
これについて邱・部長は、国防大学は研究機関であり、国際的な学術セミナーをよく開催しているとし、そこに焦点を当てたものではなく、例年通りのものであると説明しました。
(編集:風間みなみ/王淑卿)