国立故宮博物院によりますと、同博物院の職員が所蔵品を整理した際、所蔵品の破損が見つかりました。民国110年(2021年)2月3日に「明 弘治款 嬌黃綠彩雙龍小碗」、民国111年(2022年)4月7日に「清 康熙款 暗龍白裏小黃瓷碗」の破損がそれぞれ見つかりました。民国111年(2022年)5月19日に職員が所蔵品を
整理した際の業務上のミスで、「清 乾隆 青花花卉盤」を破損させました。この三点の所蔵品のうち、一点だけが人為的なミスによるものだと判明しました。
国立故宮博物院の所蔵品の破損問題は28日、立法院(国会)で立法委員(国会議員)の質疑の焦点となり、真相究明が要求されました
これに対して、行政院(内閣)の蘇貞昌・院長(首相)は、国立故宮博物院は何も隠していない。責任を追及すべきところを追求し、改革すべきところを改革すると述べました。
国立故宮博物院の呉密察・院長(写真)によりますと、故宮博物院の所蔵品は20年ごとに一回点検される。その際、所蔵品の状況に関する記録が作られる。人為的なミスがないものの、破損した所蔵品二点は、展示のため所蔵品を確認する際、破損が分かったものです。