日本の西村康稔経済産業大臣は16日、熊本県を訪れ、世界最大手の半導体受託生産企業、台湾積体電路製造(TSMC)の新工場建設地を視察しました。現在地元で進められている半導体産業の人材育成について、改めて国としても支援するという考えを示しました。
熊本日日新聞の報道によりますと、TSMCの熊本県菊陽町の新工場は、今年4月に着工され、2023年後半の完成を目指しているとのことです。
TSMCの子会社「JASM」の堀田祐一社長は、通常は2、3年かかる工事を1年半で終える計画だが、順調に進んでいると説明し、また新工場の完成予想図を初めて公表しました。
日本のNHKの報道によりますと、この新工場の建設は、TSMCが日本のソニーグループ、デンソーと共同で進めているもので、2024年の12月の出荷開始を目指しています。
また、経済安全保障上、半導体の重要性が増す中で、経済産業省はこの工場の整備費用として最大で4,760億円の補助を決めており、西村大臣は視察時に担当者から工事の進捗状況について説明を受けました。
加えて、西村大臣は熊本県の蒲島郁夫知事らと会談し、地元の熊本大学の半導体の人材育成に向けた専門コースを設けることなどについて説明を受けました。
西村大臣は視察を終えた後、記者からの取材に対し、「工場の建設は非常に速いスピードで進んでいる。人材の育成や確保に向けた活動も動き始めている。九州全体の取り組みを国としても応援したい」と話したとのことです。
(編集:岩口敬子/王淑卿)