蔡英文・総統は12日、「アメリカ連邦下院議員連合訪問団」の表敬訪問を受けました。蔡・総統は、アメリカおよび民主主義のパートナーとの関係の深化を続け、共に地域と世界の平和と安定を維持し続けることを願うと重ねて語りました。
また、議員の皆さんが国会を通じて台湾とアメリカのさらなる緊密な関係を維持し続けることに期待するとともに、「21世紀の貿易に関する台米イニシアチブ」および「台湾とアメリカの二重課税回避協議(ADTA)」の締結への支持をすることで、お互いに有益な投資環境を打ち出していくことを期待しているとしました。
蔡・総統は挨拶の際、今回の訪問は今年に入って8組目のアメリカの国会議員による訪問団だ。しかも、中国で8月に軍事演習が行われて以降の訪問であり、これは、アメリカの台湾に対する盤石な支持と党の枠を超えた友情であると語りました。
また蔡・総統は、台湾とアメリカはお互いに重要な経済と安全保障のパートナーであるとし、アメリカ政府がワクチンを提供してくれたり、アメリカの国会で国防権限方案やその他の台湾に友好的な法案を推し進めてくれたこと。また台湾の国防能力強化のための法律の推進や、台湾とアメリカの協力の深化をし続けるだけでなく、台湾の国際社会への参与への支持など、議員の皆さんが、国会の各分野で台湾への確固たる支持を表し、提案を推し進めてくれていることにとても感謝していると述べました。
蔡・総統は、「『21世紀の貿易に関する台米イニシアチブ』は既に始まった今、双方が密接に協調し、初めての会合に入る。台湾とアメリカの高水準での貿易協定締結を推し進めるだけでなく、『台湾とアメリカの二重課税回避協議(ADTA)』を締結することでお互いに有益な投資観光を打ち出すことができると期待している。ここにいる議員の皆さんの支持を期待している」と語りました。
今回の「アメリカ連邦下院議員連合訪問団」のメンバーは、「科学・宇宙及び科学技術委員会」のエディー・B・ジョンソン(Eddie Bernice Johnson)委員長、「情報委員会国防情報及び戦士支援チーム」共和党トップのブラッド・ウェンストラップ(Brad Wenstrup)議員、下院議員のセス・モールトン氏(Seth Moulton)、「軍事委員会戦備チーム」共和党トップのマイケル・ワルツ(Michael Waltz)氏、カイ・カヘレ(Kai Kahele)氏で、党の枠を超えただけでなく、「軍事」、「情報」などの鍵となる委員会からの参加です。
台湾滞在期間には蔡・総統への表敬訪問だけでなく、国家安全会議の顧立雄・秘書長を訪問するほか、外交部の吳釗燮・部長主催の食事会に参加し、台湾とアメリカの関係、地域の安全と経済・貿易になどの議題について意見交換を行います。
(編集:中野理絵/王淑卿)